時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

北朝鮮の核実験-パチンコ問題に踏み込むべき

 昨日、北朝鮮が第5回目となる核実験を敢行したことで、国連安保理でも非難決議が採択されました。日本国政府も、さらなる制裁を検討しておりますが、手詰まりの状態にあるとの報道もあります。

 しかしながら、実際に、日本国政府にはこれ以上打つ手はないのでしょうか。実のところ、あるのではないかと思うのです。それは、パチンコ事業を始めとした在日朝鮮人による北朝鮮への送金ルートを完全に断つことです。産業規模や事業内容からしますと、パチンコに対する法規制が最も効果的であるかもしれません。日本国民の多くは、その”賭博性”のみならず、安全保障上の理由からパチンコに対する法規制を支持しております。北朝鮮の核・ミサイル開発を支えているのがパチンコ事業等の利益による日本国からの送金であるとしますと、この分野に規制を課すことには、国民も反対はしないことでしょう。現行では、一定の額を超える北朝鮮への送金については、届け出が義務付けられているのみで送金自体は禁止されておりませんので、北朝鮮に資金が流れ続けているのです。これを機に、パチンコを全面禁止とするか、少なくとも、在日朝鮮人による北朝鮮への送金そのものを封じる必要があります。

 パチンコ問題を抜本的に解決しないことには、北朝鮮に対する制裁効果は期待できません。政治家が、パチンコ問題を故意に避けようとたりし、話題がパチンコに及んだ途端に尻込みするようでは、裏でパチンコ・マネーを受け取っているのではないかと国民に疑われます。北朝鮮の暴挙を止めるには、日本国政府は、これまで有耶無耶にされてきたパチンコ問題に踏み込む必要があるのではないかと思うのです。

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