時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

最強者イルミナティーが‘社会的弱者’の立場にしがみつく理由

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーが、混血児の深層心理などを利用していることに加えて、‘社会的弱者’という立場にしがみ付くという作戦を取っていることも重要です。
 
世界史を概観してみますと、「黒いユダヤ人」が一般社会から忌避されてきたことは事実であると考えることができます。それには、れっきとした理由があります。‘ユダヤ人’とは、古くは紀元前後のアラブ系のイドメア人の‘ユダヤ人’化をはじめとして、後にユダヤ教に改宗した人々を含んでおります。このため、特に中世以降は、その集住地であるゲットーに入り込んできた隠れイスラム教徒やモンゴル由来の「黒いユダヤ人」に加えて、盗賊や匪賊などのアウトサイダーたちも‘ユダヤ人’に加わったため、一般社会からは忌避・嫌煙されてきました(特に、13世紀のモンゴル帝国と「黒いユダヤ人」との結びつきは、なおさらに、‘ユダヤ人’が嫌われる原因となった)。さらに、インドにおいて顕著なように、現地女性や奴隷女性との間に出生した「黒いユダヤ人」も、その身分が女性側の卑賤身分となったため、差別されてきたと言うこともできるでしょう。
 
しかしながら、「黒いユダヤ人」は、近世以降、「黒いユダヤ人」に血統的に繋がるエカチェリーナⅠ世やヴィクトリア女王の即位や、1776年にイルミナティーという系統立った国際組織が結成されたことから、急速に、政治的・経済的権力を伸ばし、今では、弱者どころか最強者であり、世界支配が視野に入っている段階にあるようです。にもかかわらず、イルミナティーは、なぜか、被害者・弱者という立場に固執しているようです。では、その理由は、どこにあるのでしょうか。
 
その理由とは、「黒いユダヤ人」、すなわち、イルミナティーは、自らを被害者、弱者として位置付けることで、あらゆる批判を‘差別問題’にすり替えることができるからであると推測することができます。イルミナティーの常套手段である王室や皇室のメンバーとイルミナティーのメンバー(通常は、イルミナティーのメンバーである混血児や移民2・3世)との婚姻問題を例にとってみましょう。王室・皇室の婚姻問題は、イルミナティーの世界支配計画が、王室・皇室のメンバーにそれぞれの国家の政治権力や国家経済を掌握させることを通して行われる予定であると推測されることにおいて、要注意問題であるからです。
 
王室や皇室のメンバーとイルミナティーのメンバーとの婚姻は、イルミナティー側にとりましては、将来的に大きな権力を掌握できる布石となる一方で、当該国家にとりましては、当然、他国からの侵略や間接侵略、もしくは、イルミナティーからの侵略や間接侵略に直結する国家レベルの危機を意味します。そこで、その危機に気付いた政府や国民側が、民族問題を理由に、その婚姻に異議を唱えますと、イルミナティー側は、当該国家の中枢に入り込んでいるイルミナティーのメンバー、その下部組織、そしてマスコミを通して、「人種差別・民族差別問題である」と声高に主張し、安全保障上の国家の重大問題を差別問題にすり替え、批判をかわすことができるのです。
 
黒人至上主義や移民至上主義がまかり通っている背景にも、イルミナティーがこうした‘偽装弱者作戦’を採っていることがあります。言い換えますと、弱者の仮面を被っている限り、計画通りに世界支配を進めることができるということになります。このように考えますと、イルミナティーの仮面は剥がされるべき時期に来ているような気がいたします。

 
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(続く)