時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

英王室に見るイルミナティーの攻勢

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。世襲制のカルト化問題、すなわち、染色体の減数分裂によって王室や皇室が無意味化・野蛮化しているにもかかわらず、その王室や皇室を国民が崇敬しなければならないという国家的カルト化問題は、「黒いユダヤ人」の国際組織であるイルミナティーが、まさにその王室・皇室を乗っ取っていることによって、より深刻であると言うことができます。
 
イルミナティーが王室・皇室の人事権を掌握し、王室のメンバーの配偶者にイルミナティーのメンバーを送り込んでいる問題は、現在、英王室において、誰の目にも明らに最もよく表出しているようです(フリーメイソンは、男性のみが入会できますが、イルミナティーは女性も入会できると推測されます)。本ブログにて再三にわたり扱っておりますように、イルミナティーは、ロスチャイルド家の要請に応えてイエズス会士のバイスハウプトによって1776年にバイエルンで結成されておりますので、ロスチャイルド家イエズス会のためのみの秘密結社であると言うことができます。後に、バビロニアのサスーン家も加わったようですが、現在では、ロスチャイルド家とサスーン家は婚姻によって一体化しているようですので、ロスチャイルド家イエズス会が、イルミナティーを動かしていることになるでしょう。
 
ロスチャイルド家は、その元の家名が、「カーンKhan・河」であることによって示唆されますように、モンゴル・モンゴロイドとの繋がりの強い勢力です。このことから、全世界のモンゴロイド系の民族、すなわち、北極圏のエスキモーを起源とするチンギス・ハン系の中国・朝鮮系モンゴロイド、北米のネイティブ・インディアン、南米のマシコピウロのような裸族系モンゴロイドなどとの関係が深く、これらの民族を組織化している可能性があると言えます。一方、イエズス会は、その「黒マリア」信仰に示唆されますように、アフリカ系の民族との関連が強い勢力です。こうしたロスチャイルド家イエズス会の結託によって、中国共産党政権によるモンゴル帝国の復興問題や米国における黒人至上主義問題などが発生していると推測することができます。
 
このように考えますと、英王室のウィリアム王子は、その妻のケイトさんの母親のゴールドスミス家であることにおいてロスチャイルド家と繋がり、そしてヘンリー王子は、その妻のマークルさんの母親がアフリカ系黒人であることにおいてイエズス会と繋がってくることになり、英王室の王子兄弟二人をもって、イルミナティーが象徴されているということになるのです。あるいは、英王室の人事権を掌握しているイルミナティーは、兄王子一家をロスチャイルド家、弟王子一家をイエズス会のテリトリーとして分担しているのかもしれません。
 
いずれにいたしましても、英国民のための英王室という英王室の存在意義は消滅してカルト化しつつあり、イルミナティーのための英王室となってしまっているようです。そして、このような問題は、英王室のみならず、全世界の王室・皇室において発生しているのではないでしょうか。



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(続く)