時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

「令和」が想起する北朝鮮問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、本ブログにて、当初の案は、「麗和」であり、統一教会創価学会が進めている「高麗連邦民主共和国構想」の実現を予定しての制定であった可能性を指摘いたしました。
 
仮に、「令和」であったといたしましても、『万葉集』の「大宰帥大伴卿宅宴梅花歌三十二首」の序文を分析してみますと、以下の点から、新年号には、特に、北朝鮮が意識されていると考えることができます。
 
第一に、「令月」をめぐりまして、新年号と月との関係を指摘することができます。ロヨラの頭髪から、イルミナティーの「禿頭=月の支配者=世界の支配者計画」という奇妙で迷惑な構想がある点と、平壌は、宣教師(イエズス会士)から「東洋のエルサレム」と呼ばれていた点から、新年号は、北朝鮮を意識して決定されていると考えられます(統一教会文鮮明氏も、創価学会の成大作(池田大作)氏も、北朝鮮出身者)。
 
第二に、序文を著わした大伴旅人を輩出した大伴氏は、高句麗遠征の際に大将軍を輩出するなど、現在の北朝鮮地域にあった高句麗と特に関係の深く、征服地となった高句麗との間にパイプを持っていたとも推測される氏族であることです。
 
第三に、32人の最後に「小野氏淡理(おのの たもり)」という人物が見えることです。この人物は、遣渤海使として、渤海国に遣わされ、天平宝字二(758)年に帰朝し、唐朝において安史の乱が発生し、玄宗が逃亡したことを報告した小野朝臣田守(おののあそん たもり)と同一人物であると考えられます。渤海は、高句麗の遺臣の大祚栄が、旧高句麗領に建国した国であり、日本に朝貢しておりました。大伴旅人邸にて開かれた宴に小野淡理が加わっていることは、歌会であるとされてはおりますが、中国を意味する梅を、そのお題としている点を踏まえますと、この会合が、中国情勢や半島情勢をめぐる何らかの密議の場であった可能性を示唆しているのかもしれません。
 
第四に、32人のなかに、在日外国人、もしくは、帰化人と考えられる「薬師高氏」があることです。北朝鮮金正恩氏の母親は、在日外国人であった高氏です。このことから、新年号は、特に、北朝鮮の現政権が意識されていると考えることができます。
 
インターネット上におきまして、浩宮創価学会との常識の範囲を越えた密接な関係は、すでに問題視されており、また、浩宮の即位にともなって立后予定の小和田雅子さんの実父は、創価学会の成大作(池田大作)氏という信憑性の高い説もあります(娘婿の浩宮のために、成氏はあらゆる便宜を図っている?)。また、9名の有識者の多くが、日本国籍を持ちながらも、朝鮮人であるとする疑惑が提起されている方々でもあります。
 
新年号の政治色、並びに、朝鮮色の強さを踏まえますと、新年号の「令和」は、極めて問題のある年号であり、白紙撤回を検討すべきであるのかもしれません。

 
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(続く)