時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

元徴用工問題をめぐって“埒が明かない”理由

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。韓国側が「日韓請求権協定」に従わず、司法解決をも拒み、さらには、日本企業の在韓資産の接収(泥棒)、並びにその売却計画にまで及んでいる問題をめぐりましては、お医者様の診断に喩えてみますと、「韓国側は、論理的思考を行うことが難しくなる精神疾患の一つである“カルト病”に罹っている」という極めて忌々しき診察結果が導かれてくる気がいたします。
 
では、“カルト病”の病理はどこにあるのか、と推測してみますと、“イルミナティー細胞”という脳内に出現した異常細胞にあるようです。この細胞が出現してしまいますと、視覚や音声などによって脳内に入ってくる一般的な様々な情報の伝達は遮断され、その一方で、“イルミナティー細胞”から生じてくる情報のみが、脳内をかけめぐることになります。このことから、思考結果が、常に“イルミナティー細胞”に都合のよい結果となってしまうのです。しかも、本人は、その思考結果が正しいと思い込んでしまっており、その結果とあわないような事実がありますと、その事実を事実として認識することを拒否、もしくは、捻じ曲げてしまうのです。
 
すなわち、人は、通常、順序立ててきちんと説明されますと、その情報が脳内で正常に処理され、理性的な結論を導くものであり、それが、一般的な常識的判断ということになるのですが、“カルト病”の患者は、その説明内容が脳内で排除されるため、常に“イルミナティー細胞”にとりまして都合のよい思考結果のみを繰り返し主張するようになるのです。説明内容が脳内で排除されてしまうため、場合によっては、きちんと説明した説明者に対して、“カルト病”の患者は「その説明はなってない」と文句を言うことすらあるのです。
 
今般の元徴用工問題をめぐりましても、日本国、並びに、国際社会は、「日韓請求権協定」にもとづき、韓国側に未払い給与の支払い義務があるとする常識的判断を行っているわけですが、日本側が、いくら理路整然と韓国側に説明いたしましても、韓国側が“カルト病”に罹っているがゆえに、“まったく埒が明かない”という状況となってしまっていると言えるでしょう。
 

ここで問題となるのは、韓国側が病気であるということです。犯罪におきましても精神疾患を理由に、犯人に刑が適用されない場合がありますように、韓国側は、開き直って精神疾患を理由に、自らの主張を押し通そうとするかもしれないのです。一国家が、“カルト病”である場合、国際社会は、どのように対処すべきであるのか、そして、“カルト病”に対する療法はあるのか、少なからず、韓国側の主張は通すべきではないにせよ、日本国、並びに、国際社会は、有効な手段を講じなければならない時期に来ていると言えるでしょう。


 

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(続く)