時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日韓併合による日韓両国の被害には質的違いがある

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、民放のBS放送の午後8時台の番組にて、パックンという米国出身のタレントを司会者とした徴用工問題をめぐる日韓問題を扱う討論番組をライブ放送しておりました。この番組は、一日本国民として視聴するに値しないほど、反日・親イルミナティーの姿勢に立ったひどい内容でしたので、本日は、この問題について扱います。
 
まず、第一に気付いた点は、パックンは、日本を加害者と位置付けて議論を進めていることです。本ブログにて、再三にわたって指摘しておりますように、日韓併合には、イルミナティーが介在していたがゆえに、日本は、日韓併合のむしろ被害者でもあります。すなわち、日本にも影響力を持っていたイルミナティーによって、日本は日韓併合に協力させられ、李朝の借金の肩代わりや財政移転を行わせられたのですから、日本は加害者どころか被害者であるのです。喩えて言いますと、日本は、イルミナティーによって李朝との強制結婚を強いられ、配偶者となった李朝の借金を肩代わりさせられるとともに、財政支援をし続けねばならない立場に追いやられていたことになるのです。現在でも、多くの日本人は、日韓併合をめぐりましては、被害者であったと考えておりますので、昨日のTV番組のように、加害者として位置付けられることに対しましては、納得しないはずです。
 
ここで、朝鮮人と日本人の被害者意識が、質的に異なっている点は注目されます。
 
朝鮮人にとりましての被害とは、「プライドを傷つけられた」というメンタルな“被害?”なのではないか、と推測することができるからです。すなわち、韓国・朝鮮側には物的・人的被害は、ほとんど無かったにもかかわらず、イルミナティーは、表面上は日本国を宗主国とした併合の形を採ったために、朝鮮人のプライドが傷つけられ、このことが日本国を殊更に憎む深層心理となっているのではないか、と考えることができるのです(『続日本紀』には、日本と新羅が席次争いを唐の宮廷内で繰り広げたと記録されておりますように、古来、両国の上下関係は、両国民にとりまして関心事)。日本によって、社会インフラ、学校教育、法秩序の整備などが行われたことも、彼等のフライドの高さからいたしますと、日本に感謝するどころか、嫉妬の念を強くする原因となったのではないでしょうか。こうした感情が、被害者意識に転化されていると考えることができるのです。
 

このように考えますと、日韓併合による真の被害者は日本側であるにもかかわらず、韓国・朝鮮側が、メンタルな“被害?”を理由に、日本国を加害者呼ばわりしていることにこそ問題があるのです。すなわち、この問題の解決をめぐっては、日韓併合の目的がイルミナティーによる李朝への貸付金の回収にあった点の共通認識を両国の議論のスタートとすることが重要です。イルミナティーは、表にはなかなか姿を現さない秘密結社ですので、イルミナティー問題を所謂“まゆつばもの”として直視しない傾向にあるのですが、イルミナティー問題に光を当てることで、多くの真相が見え、解決策・打開策を講じることができるようになるのではないでしょうか。


 

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(続く)