時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

香港問題の背後に言えるイルミナティーの常套手段

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨今、170万人という香港市民の多くが民主主義や自由を求めて行政府への抗議活動に参加するようになった香港問題は、香港市民の多くが、イルミナティーの代理人たる中国共産党政権のあまりに惨忍で狡猾な以下の戦術に気付いたことに起因しているのではないか、と推測することができます。
 
第一に、イルミナティーは騙された方が悪いと考える人々であり、中国共産党政権を通して、一国二制度の香港の自治は、当初から早々に反故にする作戦であった。香港市民がそれに気付いた時は、既に、行政長官などの要職は、中国共産党政権によって送り込まれてくる人物に占められる制度が香港に成立しており、自治を約束されながら、香港市民は合法的にその自治機能を奪われていた。
 
第二に、イルミナティーは、対抗馬を立てる作戦を常套手段としていることから、中国経済を牽引しているIT産業・AI産業、金融などの部門を、香港から深川に移す計画を進めている。すなわち、民主主義・自由主義の価値をよく理解している香港市民よりも、中国共産党教育を受けた深川の中国人にこれらの重要産業を担わせる方が安全であるとイルミナティーは考えていると推測することができる(この点につきましては、倉西雅子のgoogleブログ、『万国時事周覧』の8月19日付ブログを御参照ください)。このことは、香港、並びに、香港市民の消滅をも共産党政権が目論んでいる可能性をもたらしており、現在の香港情勢の緊迫化の大きな要因であると考えることができる。
 
第三に、イルミナティーは、あたかも四面楚歌であるかのようなイルージョンをつくることを常套手段としていることから、メディアを通して、香港市民に対して情報操作をしている可能性も指摘することができる。昨日のNHKのニュース報道で、世界各地で行われている親中国共産党政権の人々によるデモの様子と、反中国共産党政権によるデモの様子の両方を報道していたが、反共産党政権側の参加者は、中国人(香港出身者?)の人々が多いことに対して、なぜか、親中国共産党政権側の参加者には、世界の様々な国々の人々が多かった。このような親中国共産党政権側のデモ活動は、中国共産党政権によって行われており、あたかも世界の多くの国々が、中国共産党政権を支持しているかのようなイルージョンを与えるためであると推測される。仮に、このような映像が香港で放送された場合、香港市民は、自分達は四面楚歌ではないか、と考えてしまうかもしれない(親中国共産党政権側の参加者には、アメリカの国旗を振る人もあったように見え、おそらく、天安門事件の際に、米国ブッシュ政権が密かに中国共産党政権側の武力行使を容認していたことを、香港市民に思い起こさせるためではなかったのか)。イルミナティー側としては、四面楚歌であると勘違いさせることで、香港市民の“戦意”を喪失させるための作戦であるかもしれない(逆に、窮鼠猫をかむという諺があるように、このような作戦は、香港市民を徹底抗議へと駆り立てているのでは)。
 


以上に述べてまいりましたように、イルミナティーの常套手段がどのようなものであるのかがわかりますと、なぜ、香港問題が深刻化しているのかがわかります。そして、イルミナティーが世界組織であることを踏まえますと、香港の問題は対岸の火事ではない気がするのです。




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(続く)