時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

黒人至上主義は人口圧力でやってくる?

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日のNHKの『ニュースナイン』の報道によりますと、昨今、アフリカ大陸で人口がとみに増加しており、近い将来、アフリカ系の人々が、世界の人口の4分の1を占めるようになるそうです。
 
かつての中国同様に、こうした状況を“市場”として歓迎する向きはあるようなのですが、アフリカ系の人々の人口爆発には、以下のような問題点があることを指摘することができます。
 
第一に、アフリカ諸国に対する人道支援をめぐるモラルハザードを指摘することができます。アフリカ諸国に食糧にも困るほどの貧困層があることは、内戦や干ばつのみならずもとよりアフリカ系の人々が子沢山であることにも起因しております。アフリカ諸国は、食糧難を国際社会に訴えておりますが、それは、10人目や11人目の子供に与える食糧が無いからかもしれないのです。そして、子沢山問題を知らない世界中の心やさしい善意の人々は、その訴えに応じてきておりますので、当然、アフリカの人口は急激に増加してしまっているのです。こうして、地球資源の枯渇が心配されているなか、深刻さを増している世界の人口増加問題には、拍車がかかってしまっている状態にあると言えるでしょう。悪魔は、善を利用するという諺がありますように、善意の人々による人道援助が、地球の首を絞めているということになるのです。
 
第二に、企業のグローバル化が進んでいるなか、“人の移動の自由”によってアフリカ系移民を受け入れる諸国が増えますと、アフリカ系の人々が世界大に拡散してゆくことになり、一大圧力団体となる点を指摘することができます。例えば、現在アジア9ヶ国に制限されている一号資格外国人労働者の出身国を、将来、アフリカ諸国にも拡大した場合、アフリカ諸国は比較的教育水準の低いこともあって、大量にアフリカ系の人々が一号資格外国人(単純労働者)として入国し、日本国籍を取得する可能性があります。こうなりますと、日本は、民主主義国家ですので、アフリカ系の人々の政治的発言力が増すことにもなるでしょう。文化的にも大きく異なる人々ですので、社会に亀裂が生じる可能性があるのです。
 
第三に、「黒いユダヤ人」の国際組織であるイルミナティーが、黒人至上主義を進めていることとの関連も指摘することができます。黒人至上主義とは、白人や黒人も含めたあらゆる人々の基本的人権を保障する世界の構築を目指す思想ではなく、白人至上主義を逆転させた思想であり、黒人を支配者とする世界・社会を目指す思想です。昨今の米国における白人対黒人の対立の激化は、イルミナティーの代理人と推測されるオバマ前大統領が、密かに黒人至上主義を推し進めたことに起因していると考えることができるでしょう。従いまして、白人層の反発も必至であり、昨今の対立激化の要因となっているのようなのです。こうした状況にあって、アフリカ系人口の爆発は、第二点として指摘いたしました移民問題と結合して、黒人至上主義の世界大の拡大をもたらすと同時に、白人層の反発のさらなる激化をもたらすかもしれません。
 

 これらの3点から、アフリカ諸国への人道支援の在り方の問題が浮かび上がってまいります。すなわち、支援国側は、支援対象国が人口を爆発させて移民送り出し国とならないよう、経済規模にあった国民の数を算出させ、上限を1~3人に定めたような産児制限を設けさせるなど条件を支援対象国側に受け入れさせた上で、人道支援を行う必要があるのです。


 

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(続く)