イルミナティーは、『タルムードTalmud』とカバラの秘法を信奉しています。ハザール系‘ユダヤ人’はラビ・ユダヤ教RabbinicJudaism or Rabbinismの信奉者であり、セファルディ系ユダヤ人も、ラビ・ユダヤ教RabbinicJudaism or Rabbinismの信奉者ですので、イルミナティーが『タルムードTalmud』とカバラの秘法を信奉している理由は、『タルムード』がラビ(司祭)によってバビロンで成立し、カバラの秘法がラビ(司祭)によってイベリア半島で成立していたことに他ならないと推測することができるのです(あるいは、「バビロニアのユダヤ人(バグダット・ジュウ)」が、イスラム支配下のイベリア半島に移住して、カバラの秘法を作ったのかもしれません)。すなわち、イルミナティーの結成は、ハザール系‘ユダヤ人’とセファルディ系ユダヤ人の結合を意味し、『タルムードTalmud』とカバラの秘法とが結合・融合した形で、イルミナティーの思想が生み出されたと考えることができるのです。では、その思想とは、どのような思想なのでしょうか。
この点、昨年の8月24日付本ブログにて扱いました『Conspiracy of the Six-Pointed Star: Eye-Opening Revelation andForbidden Knowledge About Israel, the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエル・ユダヤ人・シオニズム・ロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs著, River Crest Publishing, 2011年)の以下のような興味深い記述は注目されます。
―― It is significant that the kabbalist rabbis of today also worshipthe god Moloch,the same pagan deity whom Solomon revered. In their Sephirah, the kabbalistic Tree ofLife, we find a multiplicity of gods and goddesses. One of the primary deities is called Malkuth,(also Malkut), thus Malkuth is noneother than Moloch! 今日のカバラのラビは、ソロモン王も信仰していたモロコ神を崇拝していることは重要である。彼らの放射状のカバラの「生命の木」には、多くの神や女神たちが見えます。その原初の神々の一人は、「マルクスMalkuth」と称されています。すなわち、マルクスは、モロコ神に他ならないのである。(ページ24)――