時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東京地裁サムスン勝訴―懸念すべき日本の韓国化

本日、東京地裁で、アップル社vs.サムスン社の特許訴訟の判決が下りました。判決内容はと申しますと、サムスンによる特許侵害を一切認めず、サムスン側の全面勝利とのことです。 先日、アメリカのカリフォルニア州連邦地裁で、アップル全面勝訴の評決が下っ…

小沢氏と韓国どちらが嘘つき

2009年に訪韓した際に、小沢氏は、自らが首相となった暁には、竹島の領有権を放棄すると発言したと韓国紙が報じているそうです。小沢氏は、すかさずこの発言を否定していますが、韓国側と小沢氏のどちらかが、嘘をついていることは確かです。 韓国は、しばし…

韓国による竹島不法占拠―自衛隊は”強制執行”の手段

日本国の敗戦、並びに、朝鮮戦争の混乱期に乗じて、竹島を不法占拠した韓国。竹島をめぐる日韓関係を、”子どものけんか”や”どっちもどっち”と見なす見解もあるようですが、竹島に関しては、明らかに、韓国側が不法行為を働いています。 正当な領有権の主張に…

竹島問題―不法占拠を容認すべきか、自衛権を行使すべきか

本日の日経新聞の紙面に、領土問題に関する欧米の二人の識者の意見が掲載されていました。驚くべきことに、二人とも、口を揃えるかのように、竹島問題のICJ提訴は、韓国が応じないので無駄であると述べているのです。 近代国際法の生誕地である欧米では、も…

”従軍慰安婦問題”―日本国は韓国の仲裁委員会提案を受け入れても大丈夫

1965年に締結された日韓請求権協定の第3条には、紛争解決の手続きが記載されています。韓国は、この規定に基づいて、”従軍慰安婦”問題を仲裁委員会に付そうと提案したと報じられています。竹島問題のICJ提訴への対抗策なのかもしれませんが、日本国政府は、…

”従軍慰安婦問題”―邪悪な人権活動家に注意を

人権団体や人権派弁護士の多くは、正義の味方を装った、”事件”を捏造するか、”事件”をもみ消すことで利益を得ている邪悪な人々なのではないかと思うのです。韓国が、執拗に謝罪と賠償を要求してくる”従軍慰安婦問題”もまた、その発端は、こうした人々の”人権…

成立しても廃止すればよい人権侵害救済法

竹島問題では、毅然とした姿勢を見せた野田首相ですが、この一連のの騒ぎの陰で、密かに、人権侵害救済法案の成立を狙っているとする指摘があります。この法案は、在日韓国・朝鮮人の人々の人権を擁護こそすれ、日本国民の基本的な自由と権利を侵害する恐れ…

日本に王手をかけられた韓国

日本国側のICJへの共同提訴の提案を受け、”逆切れ”してしまった韓国。この顛末、日本国が、韓国を相手に王手をかけたシーンにも見えるのです。 韓国側の非難の仕方には、オウム返し、という特徴があります。自分が批判された言葉を、そのまま相手に返すこと…

大津いじめ事件―”校内犯罪”という言葉を

同級生による犯罪行為が原因となって大津市の中学2年生の少年が亡くなった事件は、大津いじめ事件と呼ばれています。この事件を機に、文部科学省でもいじめ対策の強化が図られていますが、こうした事件は、”校内犯罪”と呼ぶべきと思うのです。 かつての学校…

領有権の根拠―”竹島に竹がない”の唖然

本日、ネット上では、竹島問題について、ソウル大学の教授が、竹島に竹がないことを根拠に、日本国の領有を否定しているとの記事が報じられています。日本国にも、時々、唖然とする発言をする識者の方がおりますが、韓国の大学教授のこの発言にも、わが目わ…

領土問題―司法解決がベストな理由

北方領土、尖閣諸島、竹島は、それぞれ、日本国と周辺諸国との間の北、南、西の境界に位置しています。つまり、太平洋が広がる東を除いて、四方に領土問題を抱えていることになるのですが、司法解決がベストな理由は、法の否定が、暴力が支配する野蛮な時代…

”従軍慰安婦”問題調査会の設置と河野談話の撤回を

”従軍慰安婦”問題をめぐっては、韓国側が付きつけられてくる謝罪と賠償の理不尽な要求に、ついに堪忍袋の緒が切れたかのように、日本国内では、韓国に対する批判の声が湧きあがっております(竹島問題も重なり倍増…)。李大統領の竹島上陸も、”従軍慰安婦”問…

竹島問題―日本国は正義の戦いを

尖閣諸島や竹島をめぐって、我が国は、中国や韓国と睨みあいの状況が続いております。特に竹島に関しては、自衛隊の即時派遣と全島の武力奪還も主張されておりますが、本日の記事では、しばし、この問題について考えてみようと思います。 現状でも、自衛隊が…

日韓スワップ協定延長を条件に国際司法裁判所付託合意を迫っては

着々と進められてきた韓国側の竹島領有の既成事実化を阻止すべく、日本国政府は、ようやくこの問題を国際司法裁判所に提訴することを決定しました。その一方で、韓国側は、予測された通り、この申し出を、即座に拒否したそうです。 裁判においては、韓国側が…

民団とKCIAの謎

最近の韓国の李大統領の言動は、日本国内において、凄まじい反感を呼び起こしています。これ程までに反感が広がった原因の一つは、政府もマスコミも、あまりに露骨な韓国偏向を続けてきたことにもあります。日本国民の間で鬱積していた不満が、爆発してしま…

尖閣諸島―領有権確認訴訟の道を探っては

日本国は、尖閣諸島については、中国との間に領土問題はないとする基本的な立場を貫いてきました。その一方で、中国側は、70年代以降、尖閣諸島を領有すべく、着々と手を打ってきております。それでは、日本国には、従来の立場を維持しながら、この問題を、…

朝鮮半島日本人引き揚げ者虐殺事件の犠牲者に慰霊祭を

韓国側の日本国に対する謝罪要求はエスカレートの一途を辿っており、”慰安婦問題”のみならず、天皇訪韓の条件として挙げております。あまりに高飛車な態度に、驚きを通り越して呆れるばかりなのですが、日本国側も、韓国に対しては、謝罪を要求をすべきこと…

韓国サッカー選手事件と大津いじめ事件の共通性

ロンドン・オリンピック・サッカーの第3位決定戦の直後に起きた、韓国選手による政治パフォーマンス事件は、李大統領の竹島上陸と連動して、日本国内では、激しい反発を買っています。韓国のサッカー協会は、日本国のサッカー協会に対して謝罪したとの報道…

韓国リスク―理解力ゼロか理解拒否か

李大統領の竹島上陸とオリンピック・サッカーの竹島プラカード事件。とちらも暴挙なのですが、この二つの事件には、”理解”をめぐる韓国リスクが潜んでいると思うのです。 オリンピックでの竹島プラカード事件は、韓国選手、並びに、この行為を支持した大多数…

日韓関係―マスコミの粉飾効果消滅で民間レベルでも悪化

マスコミでは、韓国の李大統領による竹島上陸事件は、政府間関係を一時的に冷え込ませるとしても、民間の一般国民レベルでは、何らの影響も与えないとする見方があるようです。しかしながら、この見方、楽観過ぎるのではないかと思うのです。 一般の人々が書…

韓国を国際司法裁判所に引き出す策を

政府は、昨日、韓国の李大統領が日本国の領土である竹島に上陸したことを受けて、国際司法裁判所への提訴を韓国側に提案したと報じられています。1962年以来となるそうですが、韓国側は、早々にこの提案を拒否する意向を示したそうです。 このままでは、韓国…

日韓政治家の茶番劇の行方

韓国の李大統領が、本日、日本領でありながら、韓国に不法占領されている竹島に上陸したそうです。この事件、国内世論を意識した日韓政治家の茶番劇なのかもしれないのですが、危険な”火遊び”となる可能性があります。 しばしば、過去においても、日韓の間で…

橋下大阪市長の不可解な基準

大阪市の橋下市長は、SNSで”暇人”や”あほ”といった暴言を吐いたとして、淀川区長を処分したと報じられています。市長自身は、歯に衣を着せぬ攻撃的な発言で知られているのですが・・・。 橋下市長の言い分によれば、公選された市長は何を発言しても許され、…

安全=脱原発の構図は狡猾な誘導では?

反原発派の人々は、国民の安全のためには、即、原発を放棄すべき、と主張しています。この主張に同調するマスコミも少なくないのですが、こうした固定化された構図で国民に選択を迫ることは、ある種の誘導ではないかと思うのです。 何故ならば、原発の安全性…

日本のための政治家―被選挙権に関心を

先日、大阪維新の会の維新塾の名簿が流出したとして、代表の橋下氏が謝罪するという事件がありました。謝罪ともなりますと、名簿の流出は”悪いこと”のように印象付けられますが、国民には、候補者の情報を知る権利があるのではないかと思うのです。 近年、我…

反原発デモに屈する野田首相

毎週金曜日に首相官邸を取り囲む原発デモ。この圧力に屈したのか、野田首相は、原発比率0%の可能性にも初めて言及したそうです。原発デモの背景には、周辺諸国の思惑が働いているとの指摘にも拘わらず・・・。 日本国の脱原発は、中国、ロシア、韓国、北朝…

オリンピックと日本―フェアプレー派対ダーティー派の闘いの舞台

リンク: <a title="微妙な判定続くロンドン五輪にネット住民「韓国の陰謀だ!」 - 速報:@niftyニュース" href="http://news.nifty.com/cs/headline/detail/postseven-20120805-135476/1.htm">微妙な判定続くロンドン五輪にネット住民「韓国の陰謀だ!」 - 速報:@niftyニュース</a>. ロンドン・オリンピックが開幕して以来、ネット上では、疑惑の審判や日本人選手団強制退場など、さまざまな事件について、真偽不明の情報が飛び交っています。中…

オリンピック開会式選手団退場事件―がれきメダル説の真偽

ロンドン・オリンピックの開会式の入場行進に際して、日本選手団が、強制的に退場させられてしまった事件。IOCによる公式の発表はなく、真相は、まだ明らかにはなっていないようです。 こうした中で、強制退場の原因は、がれきメダルにあったのではないかと…

パチンコ・マネー対策―詐欺罪での告訴と損害賠償請求

政界やマスコミなどを通した日本国内における不自然な韓国偏向は、20兆円規模とも言われるパチンコ・マネーが元凶とも指摘されています。これまで、パチンコ禁止法の制定、課税強化、警察の天下り禁止といった対策が提言されてきましたが、もう一つの有効な…

ミスター・ビーンの出演―コメディアンが表現したフェア・プレーの精神

ロンドン・オリンピックの開会式で見せたミスター・ビーンのコメディー。実のところ、オリンピックの大舞台で、スポーツにおける不正問題に切り込んだ、金メダルに値する画期的な出来事ではなかったかと思うのです。 これまで、オリンピックやワールド・カッ…