時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国民

蓮舫代表の台湾籍未離脱問題-外国人としては参政権がない

民進党の蓮舫代表の二重国籍問題に関する疑惑は未だに晴れたわけではなく、最新の情報に拠りますと、台湾籍の離脱がなされていないそうです。となりますと、氏は、今なお二重国籍状態にあることになります。 この問題が持ち上がった際に、蓮舫代表を擁護する…

日本国民は与党も野党も嫌いなのでは?

近年、急速に信奉者を減らしてきているのが、共産主義と新自由主義です。どちらも、理想の世界を語りながら、”解放”も”開放”もルートの違いに過ぎず、その行く先は、人類の奴隷化、あるいは、家畜化が待ち受けているからです。 例えば、共産主義では、権力も…

”隠れ二重国籍議員”は十数人の意味

蓮舫代表の二重国籍疑惑は、台湾籍の離脱手続きにより、焦点は、日本国籍選択の有無に移っております。その一方で、国会議員には、十数人の二重国籍者が存在していると指摘されています。 国籍法では二重国籍者が存在していないことになってはおりますが、日…

蓮舫代表の国籍問題-証拠書類の提出義務化を

日本国の国法では、二重国籍者は存在しないことになっております。しかしながら、蓮舫代表の一件は、国籍法の運営が甘く、国会議員には、二重国籍者、あるいは、無国籍者が存在するという現実を国民に突きつけることとなりました。 しかも、この問題をさらに…

蓮舫代表は日本国のために辞任を

民進党の蓮舫代表につきましては、証拠となる書類を開示していないため、国籍問題は曖昧なままです。日本国籍を選択していないとする重大疑惑が事実であれば、日本国の統治制度を揺るがしかねない大事件ともなります。 この疑惑が有耶無耶となりますと、蓮舫…

蓮舫代表の国籍問題は国会で調査を

民進党の蓮舫代表については、二重国籍問題に留まらず、そもそも、国籍を選択していなかった疑惑までもが浮上しています。野党党首ともなれば、首相に就任する可能性もありますので、国会が適切に対応しませんと、日本国民の政治家に対する不信感は深まるば…

慰安婦像設置阻止-松山市に感謝

昨年末の日韓合意に拘わらず、韓国側の慰安婦像の設置活動は継続され、先日は、ドイツのフライブルク市にもヨーロッパ初の慰安婦像が設置される寸前となりました。日本国内でも懸念が広がったのですが、この計画、同市と姉妹都市である松山市の申し入れによ…

日本人の起源とは-天皇陵の発掘が必要では

先日、青銅製の歯車式の複雑な仕組みを持つ古代ギリシャの天体運行計算機である「アンティキティラの機械」が発見された沈没船で、凡そ2000年前の人骨が発見されたとするニュースが報じられていました。この人骨、DNA鑑定が予定されており、高度な文明を築き…

政治家の本名外立候補問題-選挙人名簿と一致を

民進党の村田蓮舫代表の二重国籍問題は、国籍のみならず、氏名の二重性の問題をも提起することとなりました。公職選挙法からしますと、芸名や通名による立候補は、違法の可能性さえないわけではないようなのです。 国民による選挙権の行使に際しては、投票所…

二重国籍問題-法運営と戸籍犯罪の取り締まりの強化を

日本国の国籍法では、二重国籍は許されておらず、法律上は二重国籍者は存在していません。しかしながら、実際には、30万から40万ともされる二重国籍者が存在しているとの指摘があります。 しかも、この問題の背景には、与党公明党の支持母体である創価学会や…

二重国籍問題-世論調査は信頼できる?

日本テレビ系のNNNが世論調査を実施したところ、民進党の村田蓮舫代表への期待が54%にも上ったそうです。この数字には既に疑問の声が上がっており、同記事を掲載されたサイトのコメント欄では、世論調査の結果を疑問視する意見が、肯定的な意見の凡そ20倍に…

二重国籍は治安・公安上も問題では?

民進党の代表選が終了したとはいえ、村田蓮舫議員の二重国籍問題は終息からはほど遠く(本ブログでは、公人は本名を名乗るべきとする立場から、村田蓮舫議員と表記しました…)、二重国籍に関する疑問や論点は広がる一方です。本日の記事では、二重国籍の治安…

政治家は本名で-村田蓮舫民進党代表

先日、”蓮舫議員”は、党内選挙の結果、民進党の代表に選出されました。”蓮舫議員”と申しますと二重国籍問題で注目されておりますが、もう一つ、政治制度において重大な問題をも提起しております。それは、政治家を含む公務員が、本名を名乗らなくてもよいの…

日韓二重国籍者への問い-竹島はどこの国の領土?

本日、民進党は、二重国籍問題で批判を受けた蓮舫議員を代表に選出しました。日本国民の信頼を回復できるのか疑わしい限りなのですが、二重国籍が否定される理由は、領土問題や歴史問題を考えれば、明白過ぎるほど明白です。 蓮舫議員の場合は、台湾との二重…

二重国籍批判者は”田舎者”?

蓮舫議員の二重国籍疑惑を機に、ネット上では二重国籍をめぐる賛否両論が見受けられますが、やはり、批判的な意見の方が圧倒的に多いように思えます。その一方で、二重国籍擁護論で目につくのが、”二重国籍批判者は田舎者である”とする中傷的な主張です。 ”…

日本維新の会の二重国籍禁止法案に潜む危険性

蓮舫議員の二重国籍疑惑は、日本国政府の国籍管理の甘さをも露呈することとなりました。騒ぎの拡大を受けて、早々に、日本維新の会が、二重国籍に関する法案の作成に取り掛かったと報じられております。 日本維新の会としては、二重国籍問題に迅速に対応した…

やはり二重国籍は違法では?

蓮舫議員の二重国籍問題については、ネット上では、国籍法違反ではない、とする擁護論も散見されます。しかしながら、二重国籍は、やはり、違法なのではないでしょうか。 擁護論を要約しますと、凡そ以下の3つが合法論の法律上の根拠のようです。 1.国籍…

民主主義を損なう政治家の二重国籍-”国民による政治”の問題

蓮舫議員の二重国籍問題を機に、二重国籍の問題が俄かに国民の関心を呼ぶようになりました。一般の人々の二重国籍に関するリスクは先日の記事で認めましたが、本日は、政治家の二重国籍に絞ってこのリスクを指摘しておきたいと思います。 政治家の二重国籍に…

二重国籍がリスクである理由

蓮舫議員の二重国籍問題は、改めて政治家や公人の国籍が問われる出来事となりました。こうした中、識者の意見として、グローバル化の時代の今日、日本国も二重国籍を認めるべきではないか、とする意見も聞かれます。 二重国籍容認論であっても、アメリカの大…

蓮舫議員の二重国籍問題-放置できない理由

民主党代表選は、立候補した蓮舫議員の二重国籍問題が表沙汰となり、思わぬ方向で政治問題化している感があります。政治家の国籍問題が、これ程表立って議論されたのは、今回が初めてのことかもしれません。 以前から、政治家には帰化者やその子孫が多いとす…

貧困女子高生問題-虚偽はだめ

先日、NHKが「ニュース7」において報じた貧困女子高生問題が、目下、ネット上において騒ぎとなっているようです。事の発端は、”貧困女子高生”として登場した女生徒の証言に疑問が寄せられたところにあります。 ネットでの論争では、NHK&女子生徒を批判する…

移民問題-排外主義vs.排内主義

イギリスのEU離脱の主因となり、アメリカ大統領選でもトランプ候補躍進の原動力となったように、移民問題は、今日、何れの国でも重要な政治的争点の一つです。この問題については、マスコミでは、移民に対する排外主義を戒める論調が強く、受け入れ国の国民…

イギリスは歴史の教訓に学んだ?

EU離脱を選んだ英国国民は、感情に流された非理性的な人々と描くマスコミも少なくありません。”衆愚”とでも言いたげなのですが、果たしてこれらの人々は、誤った選択を行った愚か者なのでしょうか? こうした衆愚説がある一方で、イギリス国民の選択は、”衆…

舛添知事辞任―批判はいじめではない

本日は、舛添知事最後の東京都庁への登庁日となりました。ようやく、知事の職を辞したのですが、世論の激しい批判に対して、”舛添いじめ”とする擁護論があったことには驚かされます。 仮に、政治家の疑惑に対する批判を”いじめ”と認定し、発言を控えるように…

岸田外相訪中-一方的対中優遇は禁物では?

報道によりますと、中国を訪問した岸田外務大臣は、王毅外相に対し、訪日中国人に対するビザの発給要件の緩和を申し出たそうです。日本国政府のこの決定については、幾つかの重大な問題点があります。 第一の問題点は、日本国民にとりましては”寝耳に水”であ…

ヘイトスピーチ法案-妨害デモだけ規制しては?

ヘイトスピーチ法案の危険性につきまして、本ブログでも、ここ数日、記事を書いてきましたが、本日は、言論の自由を守る立場から、本法案の問題点にアプローチしてみたいと思います。 ヘイトスピーチ法案については、”米軍は出ていけ”も規制の対象となるとい…

疑問に満ちたヘイトスピーチ法案-”著しい侮辱”とは?

国民の多くが、言論の自由に鑑みて、ヘイトスピーチ法案には反対なはずなのですが、何故か、政界だけは、この法案の成立に熱心です。焦りさえ感じさせるのですが、一体、何が、彼らを駆り立てているのでしょうか。 報道によりますと、自公が提出を予定してい…

ヘイトスピーチ法案-マイノリティーは弱者か?

突然、降って湧いたかのように、ヘイトスピーチ法案が民進党が修正に合意したことで、今国会で成立する可能性があるそうです。このヘイトスピーチ法案、その真の目的は、マイノリティー保護という名の在日韓国・朝鮮系の人々に対する批判封じであると推測さ…

熊本地震-今こそ強靭な精神を

熊本県は、4月14日に震度7の揺れを記録した地震が収束せぬうちに、16日には本震とされるマグニチュード7.3の地震に見舞われました。被災された方々や亡くなられた方々を思いますと、まことに心の痛む限りです。未だに倒壊家屋等に閉じ込められている方々が…

「やっちゃえ」は悪い言葉では?

今朝方、新聞を読んでおりましたところ、広告に関するメディアミックス部門のグランプリに自動車会社のCMである「やっちゃえ」が選ばれたとする記事に目が釘付けとなりました。正直申しまして、このキャッチコピーに背筋が寒くなったのです。 「やっちゃえ」…