日本国民は与党も野党も嫌いなのでは?
近年、急速に信奉者を減らしてきているのが、共産主義と新自由主義です。どちらも、理想の世界を語りながら、”解放”も”開放”もルートの違いに過ぎず、その行く先は、人類の奴隷化、あるいは、家畜化が待ち受けているからです。
例えば、共産主義では、権力も利権も共産党の独占物ですし、グローバリズムの波に乗った新自由主義も、巨大企業や”財閥”を生み出しています。両者とも、一部の党員という名の私的集団、あるいは、富裕層の利益の最大化を目指しています。そして、両者とも、国境は障害と見なし、国家や国民という存在に対しては無視を決め込んでいるのです。移民政策は、国家と国民を内側から破壊するために、両者ともに促進すべき政策です。また、共産主義は、その徹底した言論統制と情報管理で知られていますが、新自由主義も、目に見えない形でのコントロールを目指しています。新自由主義の”開放”が”閉塞感”しかもたらさないのは、ヘイトスピーチ法案の成立からも伺えます。そして、この二つの思想は、表では対立しているように見えながら、その実、裏では連携していることも明らかになりつつあります。否、両者が結託して、全世界を舞台に、左右から人類を”囲い”に追いこんでいるとも言えるのです。
これらの二つの思想に対して、今や、一般の国民は、心理的な拒絶反応を示しているように思えます。そして、新自由主義な政党が与党であるとしますと、野党は、共産主義的な政党であり、国民は、与党にも野党にも嫌悪感を持つに至っているのです。衆議院議員の補選選挙における結果は、与野党どちらをも支持したくない一般国民の心情の現れであるのかもしれません。
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