時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

消えた1万人の外国人技能実習生-無責任な事業者に罰則を

日本国民の大半が移民政策に反対であるにもかかわらず、急速な勢いで日本国内で外国人数が増加している理由は、民間事業者が外国人を雇用するからです。特に外国人技能実習制度は、今日、”移民増加マシーン”と化しているかのようです。 言い換えますと、移民…

朴大統領支持率急落―蝙蝠外交の結果では?

韓国では、朴大統領の支持率は20%を切り、任期終了を待たずしての辞任説までも囁かれているそうです。直接的な原因は、親友への国家機密漏洩なそうですが、その背後には、様々な勢力の思惑が交差しているように思われます。 20%以下という支持率の低さは尋…

蓮舫代表「衆議院比例名簿」1位ー進退窮まる民進党

民進党の蓮舫代表は、参議院議員のままでは総理への道が閉ざされるとして、次期衆議院選挙での出馬を予定しているそうです。党勢の挽回を目指してのことでしょうが、結局は、民進党の思惑通りには進まないのではないでしょうか。 先の参議院議員選挙では、蓮…

三笠宮殿下薨去の年月日と聖書の「0・1・2・6の法則」

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。0、1,2、6の数字から構成される今年、すなわち、西暦2016年は、『聖書』の「ダニエル記The Book of Daniel」や「暴露録(黙示録)The Revelation」のエニグマ的な法則、すな…

平成三〇年とフィリピンの米軍撤退-2年の期限

本日、三笠宮親王殿下が御逝去されました。激動の時代を歩まれた殿下は、今日の変容した皇室の姿を、どのうような思いで眺めておられたのでしょうか。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。 ところで、今上陛下の譲位-生前退位-につきましては、政府のスケジュ…

日本国民は与党も野党も嫌いなのでは?

近年、急速に信奉者を減らしてきているのが、共産主義と新自由主義です。どちらも、理想の世界を語りながら、”解放”も”開放”もルートの違いに過ぎず、その行く先は、人類の奴隷化、あるいは、家畜化が待ち受けているからです。 例えば、共産主義では、権力も…

露骨すぎる二階幹事長のNHKとの”共演”

日曜日に実施された衆議院議員の補欠選挙では、東京10区、並びに、福岡6区ともに、与党系の候補者が当選しました。しかしながら、必ずしも、自公が有権者多数から支持されたとは言い難く、当選したのは、小池東京都知事系に近い候補者という特徴があります。…

皇室の秘密-脅迫状リスク

本ブログでは、皇室をめぐって、日本国が、様々なリスクを抱える可能性について指摘してまいりましたが、本日は、皇室に何らかの秘密があることによって、日本国が、海外や一部勢力から脅されるリスクについて書いておきたいと思います。 ”菊のカーテン”とは…

天皇が異民族であった場合

日本人の多くは、天皇は、血統的に日本人であると信じております。しかしながら、過去、並びに、将来における出来事をきっかけとして、天皇が、異民族である、あるいは、異民族になる可能性もないわけではないのです。 リベラルな見地からしますと、天皇の異…

三種の神器の象徴化のメリット

三種の神器を日本国統合の象徴とする案は、明治憲法体制を理想とする保守系の方々からは、全く以って不敬な意見と聞こえるかもしれません。しかしながら、日本国と日本国民の未来を考えますと、幾つかの点でメリットもあります。 第一のメリットとは、以後、…

譲位問題-日本国民統合の象徴とは?

憲法第一条には、「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する国民の総意に基づく」とあります。今般、譲位問題において懸念されるのは、新天皇が、国民統合の象徴とはなり得ないリスクです。 天皇による国民統合とは、…

皇后陛下のお気持ち表明の困惑

本日は、皇后陛下のお誕生日ということで、毎年恒例のお気持ち表明がありました。目下、関心を集めている譲位問題にも触れておられております。 ”生前退位”という表現は、おそらくマスコミの造語ですので、この表現に対する違和感は頷けるところです。昨今で…

創価天皇に国民は耐えられるのか?

昨日、本ブログにて、日本国民が、皇室の維持を心からは望んでいない可能性について言及しました。当記事に対しては、神武天皇による建国以来の日本国の歴史に鑑みまして、天皇こそが日本国民の心を一つとする唯一の拠り所であり、その喪失は、日本国の消滅…

国民は皇室の維持を望んでいるのだろうか?

少なくとも、皇室のスケジュールによれば、平成は30年をもって今上天皇の時代は幕を閉じ、皇太子が即位するものと予定されているようです。おそらく、設置された有識者会議も、”国民の意見を聞く”という手続き上の形式に過ぎないのかもしれません。 ところ…

新潟知事選与党敗北の原因は候補者の人選では?

昨日、新潟県知事選が実施され、即日開票の結果、共産党、社民党、自由党が推薦する米山隆一氏の当選が決まりました。この選挙結果については、マスコミやネット上では、米山氏の柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢が有権者の支持を集めたとする説明が散見さ…

「騙しの時代」に必要なのは情報開示

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。本ブログにて、『聖書』「暴露録(黙示録)The Revelation」の最後の審判の日the Judgement Dayについて扱い、「revelation」は、黙示ではなく、暴露の意味であると指摘させていただい…

蓮舫代表の国籍問題-1985年の国籍法改正時がポイントでは?

未だに蓮舫代表は戸籍謄本の提出を拒んでおり、氏の国籍が如何なる状態にあるのか、国民は知ることはできません。議員資格とも直結しますので、この問題は、このまま曖昧にすることはできないのです。 ところで、氏は、先日、戸籍法106条が定める外国国籍離…

急ぐべきは生前退位の法整備ではなく不適格者の即位防止の法整備

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、タイ国王のプミポン国王が逝去され、これにともない、タイ国内の政情不安化が懸念されている問題も、欠点・欠陥だらけの皇室制度によってもたらされる最悪のシナリオの問題と関…

天皇生前退位問題-疑われるスケジュールの存在

天皇の生前退位-譲位-問題については、国民も、どこか不自然さを感じているのではないかと思います。本日の日経新聞の朝刊一面では、天皇陛下の強い意志による発案であったとされていますが、腑に落ちない点もないわけではありません。 この問題は、日本国…

”隠れ二重国籍議員”は十数人の意味

蓮舫代表の二重国籍疑惑は、台湾籍の離脱手続きにより、焦点は、日本国籍選択の有無に移っております。その一方で、国会議員には、十数人の二重国籍者が存在していると指摘されています。 国籍法では二重国籍者が存在していないことになってはおりますが、日…

死刑正当防衛権代理執行説-死刑の判断基準にもなる

死刑については、EU等では廃止を加盟条件にするほど厳しく禁止が求められているため、兎角に、非合理的で非人道的な刑罰と見なされがちです。しかしながら、死刑を被害者が行使することができなかった正当防衛権の、公権力による代理行使と見なしますと、極…

蓮舫代表の国籍問題-証拠書類の提出義務化を

日本国の国法では、二重国籍者は存在しないことになっております。しかしながら、蓮舫代表の一件は、国籍法の運営が甘く、国会議員には、二重国籍者、あるいは、無国籍者が存在するという現実を国民に突きつけることとなりました。 しかも、この問題をさらに…

蓮舫代表の戸籍謄本提出拒否問題-疑惑は”隠す”と増大する

民進党の蓮舫代表は、自身の国籍未選択疑惑について、証拠となる戸籍謄本の提出を拒否したそうです。”個人的な問題”と説明したそうですが、政治家は公人ですので、この言い分で世論が納得するとも思えません。 ところで、蓮舫代表は、”隠す”という行為が、他…

瀬戸内寂聴氏の矛盾

昨日、日本弁護士連合会は、死刑制度に関するシンポジウムを開催し、死刑廃止の実現を目指す旨を宣言しました。このシンポジウムに、作家であり、僧侶でもある瀬戸内寂聴氏が寄せたビデオ・メッセージが波紋を広げております。 瀬戸内氏のビデオ・メッセージ…

国民主権を無視しはじめた民進党

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。欠点・欠陥だらけの皇室制度によってもたらされる最悪のシナリオについて数次にわたり本ブログで述べてまいりました最大の理由は、この問題は、国家主権の所在の問題にかかわるからで…

豊洲移転・オリンピック予算の膨張問題-都民の”騙された感”

就任早々、小池百合子知事は、懸案であった豊洲移転問題に積極的に取り組まれておられるようです。この問題で都民や国民を唖然とさせているのは、事業やイベント決定後における急激なる予算の自動的膨張現象です。 豊洲移転の件もオリンピックの件も、その根…

竹島問題も常設仲裁裁判に付しては?

竹島をめぐっては、韓国側は、自らが歴史的に主権権を及ぼしていたことを立証する証拠がないために、日本国による”放棄”、並びに、1900年の勅令41号に見える”石島”に根拠を求めようとしています。しかしながら、この主張も、韓国が、竹島に対して主権を及ぼ…

何故NHKはノーベル賞受賞をトップで報じなかったのか

日本人のノーベル賞受賞は、日本国民にとりましては、大変、喜ばしいことです。昨年までは、ニュース7をはじめ、トップニュースとして扱われてきましたが、今年の大隅良典栄誉教授の医学・生理学賞の受賞につきましては、何故か、トップでは報じられません…

欠陥だらけの皇室制度-共産化のシナリオ

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ここ3日間にわたり、天皇の生前退位について扱い、欠陥だらけの皇室制度によってもたらされる可能性のある最悪のシナリオについて述べさせていただきました。 最悪のシナリオは、‘天…

欠陥だらけの皇室制度は日本国の共産主義国家化をもたらす危険がある

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ここ二日間にわたり、天皇の生前退位について扱ってまいりました。本ブログでは、進化論の観点から、人類共通の脅威として、世界規模における悪の蔓延、そして、その結果としての神様…