時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

民主党の外国人党員・サポーターは外国人参政権の裏口ルート

憲法第15条には、参政権は国民固有の権利と定めており、ここ数年、議論が続いている外国人参政権の問題も、あくまでも地方選挙のレベルのことです。政治資金規正法でも、外国人からの献金は禁じられています。どの角度から見ましても、民主党の外国人党員…

NHKは平壌放送?

昨晩、7時のNHKニュースを見ておりまして、大変、驚いたことがあります。それは、前日に続いて、北朝鮮の国内情勢についての報道を延々と続けたことです。 しかも、日本国の政治制度についてさえ詳細に説明したことのないNHKが、北朝鮮の国家体制については…

小沢氏の罪―政治権力を利用した蓄財の罪

小沢前幹事長の父親もまた代議士であり、親子二代の政治家ということになります。貧困から身を起こしたそうですが、数億円の不動産を売買する資金は、一体、どのような方法で手にしたのでしょうか。 政治資金規正法違反の以前の問題として、政治家が、巨額の…

死刑刑場公開は現代の地獄草子

昨日、死刑の刑場が初めて公開され、死刑囚の刑執行までの過程が詳らかとなりました。もちろん、公開の背景には、千葉法相の死刑廃止論があるのでしょうが、この公開は、むしろ、殺人事件の抑止力となるのではないかと思うのです。 何故ならば、他者の尊い命…

伊勢神宮参拝

はるばる伊勢神宮の参拝にまいりましたため、本日のブログ記事は、お休みさせていただきました。神代より連綿と続く歴史と伝統こそ、日本国の重みであり、また、凄さであると感じ入った次第です。

国民の声を聞かない民主党代表選

新聞やマスコミが、小沢前幹事長の代表選出馬に騒ぐ一方で、国民は、蚊帳の外のようです。菅首相にせよ、小沢氏にせよ、たとえ党内において代表に選出されたとしても、支持率が伸びるとも思えません。 しかも、小沢氏には、政治資金規正法違反の疑いで、辞任…

誰が円を買っているのか

一般的には、一国の通貨は、その国の経済力を反映しており、特に、輸出が好調な時には、決済通貨としての需要が通貨高をもたらします(決済通貨が自国通貨建ての場合)。しかしながら、現在の円高は、この一般的な説明から大きく逸脱しています。円高の原因…

対日謝罪要求―恨みを忘れないことは良いことなのか

中国、韓国、北朝鮮といった諸国は、菅談話の謝罪でも不満なようあり、国内でも、ドイツと比較して謝罪が足りないとする声があります。ナチス・ドイツはユダヤ人のホロコーストを行いましたので、日本国とは、同列に論じることはできないのですが、それにし…

常設型地方参政権は憲法・地方自治法違反

ブログ記事によりますと、最近、地方自治体レベルで、常設型地方参政権なる条例が相次いで可決されており、外国人にも地方参政権が付与されているそうです。この条例、明らかに憲法ならびに地方自治法に違反するのではないでしょうか。 憲法第15条は、参政…

日本海名称問題にみる韓国と李朝の共通性

日韓併合から今日で100年が経ちますが、最近、韓国が海外で積極的に展開している日本海名称の変更要求は、どこか、李朝の行動パターンを彷彿させるのです。 それは、表向きは、日本国との友好を約しながら、海外に出向いては、陰で日本国を非難していると…

国家公安委員長が最も怪しい日本国の不安

金元工作員の事件に加え、拉致事件に対する知識の欠如が露呈したことから、中井国家公安委員長に対する国民の不信はさらに深まっているようです。そもそも、国家公安委員長の使命とは、外国からの工作・諜報活動に対して国家の安全をまもることであることを…

韓国併合―韓国のダブル・スタンダードな非難

今月10日に発表された菅談話は、日本国内においては反発を招くと共に、韓国側もまた、この内容では不十分であるとして、不満なようです。しかも、韓国側の非難には、ダブル・スタンダードが見られるのです。 ここで言うダブル・スタンダードとは、創氏改名…

鳩山・小沢ダブル辞任劇は何であったのか

来月の民主党代表選は、鳩山前首相と小沢前幹事長の動向によって決まりそうな気配があります。それでは、つい数ヶ月前の鳩山・小沢のダブル辞任劇は、一体、何であったのでしょうか。 両者の党内での影響力を考えますと、やはり、先のダブル辞任は、選挙対策…

韓国の個人賠償請求には法的根拠が欠如している

先日の仙谷官房長官の発言と菅談話を受けて、韓国政府は、日本国政府に対する個人賠償の請求を始めるのではないかとする憶測が流れています。しかしながら、よくよく考えてみますと、韓国側の請求権自体に法的な根拠がないのではないかと思うのです。 サンフ…

日韓政府の歴史認識に人間の知性が耐えられない

菅首相は、本心から、日韓併合は日本国の一方的な加害行為であり、先の戦争は、日本国による侵略戦争であったと考えているのでしょうか。誰もが、歴史の事実に目を向ければ向けるほど、こうした見解が、ステレオ・タイプの一面的な見方であり、現実は、より…

意に反した日韓併合―韓国国内は分裂していたはず

菅談話について、韓国では、併合が韓国の”意に反して”行われたことを日本国側が認めたことを高く評価しているようです。日韓併合条約の違法論や無効論に有利と考えているようですが、そもそも、当時の韓国国内は、分裂していたのではないでしょうか。 韓国の…

終戦記念日によせて

毎年、8月15日という日は、どこか厳かな静けさに包まれるものです。後の世の人々により良き未来を残すために、自らの尊い命をお国に捧げられた方々を悼みて うつせみの 尽きせぬおもいを たちきりて 旅たつ空の 青ぞ哀しき

岡田外相の秘密主義外交非難の欺瞞

民主党政権が誕生した際に、岡田外相は、旧来の秘密主義的な外交を非難し、過去の密約を暴く活動に奔走していました。当然に、外交の透明性を高めることを目的としてるものと思われたのですが、実は、そうではないようです。 何故ならば、新聞報道によります…

中国はチベットとウイグルに謝罪すべき

今月10日の菅談話は、中国に対しても、反日意識を呼び覚ましてしまったようです。ネットでは、謝罪を求める声であふれているそうですが、中国の人々は、自らが謝罪すべき立場にあることに思い至らないのでしょうか。 日韓併合の場合は、条約の締結時期は19…

在日韓国・朝鮮人による日本に対する加害

全員とは申しませんが、在日韓国・朝鮮人の人々が、戦後、日本国において土地の不法占拠や闇市による麻薬販売などの犯罪に手を染め、日本人に対して加害行為を行ってきたことは、まぎれもない事実です。その一方で、日本国政府は、法を曲げてまで、生活保護…

菅談話―全てが裏目に出る民主党政権

おそらく、菅首相は、良好な日韓関係の構築を目的として、”日韓併合談話”を公表したのでしょう。しかしながら、内外の反発と批判の中で、事態は逆の方向に向かっていると思うのです。 ブログの批判記事が多く見られるように、日本国民の多くが、韓国側の歴史…

日本=悪の思想回路で動く民主党

民主党の人々の頭の中は、日本=悪というステレオタイプの等式が刷り込まれているのかもしれません。予定されている菅談話からも分かるように、日本国は、常に謝るべき絶対的な加害者であり、悪しき存在としてしか捉えていないようなのです。 今年は、靖国神…

原爆の甚大な被害こそ核の抑止力

今年もまた、長崎市への原爆投下によって、尊い命を失われた方々を悼む慰霊の日を迎えました。先日の広島市での平和祈念式典では、広島市の秋葉市長は、唯一の被爆地の立場から、核の抑止力を否定されましたが、この発言に、しばし考え込むのです。 被爆地の…

民主党党首選の落とし穴

政党の党首を選挙で選ぶ制度がある、ということだけで、つい、この政党は民主的である、と評価しがちです。しかしながら、少なくとも民主党の党首選を見る限り、落とし穴があるように思えるのです。 それでは、どのような落とし穴があるかと申しますと、それ…

菅談話は参議院選挙のマニフェストにない

今年は、日韓併合から100年を経た年に当たるとして、菅首相は、菅談話なるものを検討しているそうです。周辺諸国の圧力に応じた村山談話や河野談話が、事あるごとに持ち出され、我が国の国益を損ねたことを考えますと、もし、菅談話を出すならば、少なく…

広島・長崎の犠牲の重み

本日、8月6日は、人類史上、はじめて原子爆弾が広島に投下された日であり、8月9日の長崎の原爆とともに、歴史に記憶されるべき日もありです。両市を合わせて、20万人以上の方々の命が、原爆投下によって一瞬のうちに失われました。 毎年、原爆投下の日…

韓国が日本国に謝罪すべきこと

民主党政権は、日韓併合について、100%日本国が加害者であり、謝罪すべき立場にあると思い込んでいるようです。管首相が予定していると報じられている菅談話もまた、一方的な謝罪に終始するものであることは、充分に予測できます。しかしながら、韓国側は、…

民主党による朝鮮高校無償化のお芝居

民主党政権が実施した高等学校の授業料無償化に際し、朝鮮学校を無償化すべきか、という問題が持ち上がることになりました。民主党は、教育の専門家による調査を踏まえて、無償化の方向で調整するそうですが、これは、あまりにも見え透いたお芝居に思えるの…

国債増発論はやはり暴論

本日の日経ビジネスオンラインに、「暴論?あえて問う 国債増発こそ日本を救う」という記事が配信されてきました。長期金利が低い今こそ、大量の国債を発行し、政府が公共事業を実施すれば、景気は回復するという趣旨のようですが、この説、やはり、暴論のよ…

もう一工夫すべきであったクラスター爆弾禁止条約

本日、クラスター爆弾禁止条約が発効しましたが、この条約、交渉に際して、日本国政府は、もう一工夫すべきではなかったかと思うのです。特に、我が国のように、長い海岸線を持つ国では、クラスター爆弾は、敵軍上陸を阻止するための有効な防衛兵器です。 そ…