時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本海名称問題にみる韓国と李朝の共通性

 日韓併合から今日で100年が経ちますが、最近、韓国が海外で積極的に展開している日本海名称の変更要求は、どこか、李朝の行動パターンを彷彿させるのです。

 それは、表向きは、日本国との友好を約しながら、海外に出向いては、陰で日本国を非難しているという点です。日韓併合は、三次に及ぶ日韓協約による保護国化を経るものでしたが、保護国化時代にも、協約では、日本国政府による外国権の行使が定められていながら、韓国は、陰で海外に密使を送り(最も有名な事件は、ハーグ密使事件・・・)、海外で日本非難の宣伝活動を積極的に展開しました。密使という協約違反の行動が、結果的には、日本国を内政権を含めた韓国併合へと向かわせることになるのですが、海外での宣伝戦という手法が、李朝以来の韓国の伝統的な対外政策の手段であることを、日本国政府は、心得るべきと思うのです(北朝鮮も、閉鎖国家にもかかわらず、外に向かっては、一方的に身勝手な非難声明を発している・・・)。

 そうして、裏で動くという手法が、日本人の韓国に対する信頼感を著しく低下させている要因とも考えられます。日本国は、日韓友好とは裏腹に、事あるごとに、韓国から足を引っ張っられているのですから。日本海の名称問題にせよ、竹島問題にせよ、個人賠償請求問題にせよ、日本国政府は、韓国の宣伝戦に対抗する措置を考えるべきなのではないでしょうか。

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