時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「裏イエズス会」の悪巧み

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。フランシスコ・カブラルが、ザビエル派の「裏イエズス会」と近い関係にあったことがわかってまいりました。このことは、カブラルの日本での布教方針や活動内容を調査・分析することを…

ザビエル派の「裏イエズス会」と反ザビエル派との対立

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。フランシスコ・カブラルとヴァリニャーノやオルガンティノとの対立につきまして、今日も扱ってまいります。 カブラルは、1570年(永禄13年)6月に天草志岐に到着しています。オルガン…

日本・日本人に対する評価をめぐるイエズス会の亀裂

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。「イエズス会士」といいましても、発足からほどなくして、イエズス会士の間には、その思想の違いから亀裂が生じていたようです。このイエズス会内の亀裂の問題は、「裏イエズス会」の…

「裏イエズス会」・奴隷貿易・世界征服

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ザビエルを中心とした「裏イエズス会」の活動目的の問題は、16世紀末、織豊時代において認識されていたようです。 当時、ポルトガル商人によって日本人が奴隷として海外に売られてい…

幕末に薩摩と長州を繋いだ「裏イエズス会」ルート

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ザビエルが日本国内に「裏イエズス会」とも称すべき国際組織を組織し、江戸時代を通してその組織が存続していたことは、倒幕の中心となった薩摩藩の鹿児島と長州藩の山口のいずれもが…

「裏イエズス会」の世界戦略の脅威

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。『彼ら日本人は予の魂の歓びなり』と言ったザビエルの物語は広く西洋で知られており、これがアメリカ合衆国政府をしてペリー率いるアメリカ艦隊の日本遠征を決心させる原因となったこ…

イエズス会は特に日本に影響力を持っている

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。15世紀末以降、イエズス会の影響は特に日本国において大きく、以下の理由により現在でもその影響力を保持、もしくは、拡大させていると推測することができます。 その理由とは、歴…

イエズス会の世界支配には用心が必要

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。フランシスコ・ザビエルの問題は、日本におけるザビエルの布教活動には、いわば裏の側面があった点からも指摘することができます。 ザビエルは、中国で亡くなり、その遺体はポルトガル…

ザビエルの来日を教科書が「キリスト教の伝来」とするのは間違え

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。1549年のイエズス会士、フランシスコ・ザビエルの来日は、「キリスト教の伝来」として教科書などにおいて扱われております。しかしながら、以下の理由から、ザビエルの来日に対す…

天皇が向き合うべきは日本の神々

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日の報道に拠りますと、今上天皇は、祭祀に専念する天皇像に不満を懐き、政府に対し、同意見を述べた有識者会議の保守系メンバーの排除を暗に求めたとされています。 宮内庁幹部の「…

世界の王室・皇室の‘金太郎あめ化’のもたらす脅威

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力が王室や皇室を乗っ取って傀儡化することを基本戦略としている点を踏まえますと、現在、世界の王室・皇室のほとんどすべては、密集部隊としてのメンタリティーの均質…

移民問題に見る‘金太郎あめ’予備隊問題

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力の密集部隊が、世界各国の政府、王室・皇室、マスコミにその勢力を拡大し、‘金太郎あめ’化して攻勢をかけてきていることは、1648年のウエストファリア条約を契機…

マスコミの‘金太郎あめ化’問題

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力の‘悪知恵’と‘騙し’の戦術は、マスコミの‘金太郎あめ化’において、その威力を発揮しているようです。ジャーナリズムとは、本来は、国民が知るべき情報を伝え、独裁体…

騙しが常套手段の‘金太郎あめ’

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ただ単に性格が悪いだけではなく、所謂‘悪知恵’が働くこと世界支配志向勢力の密集部隊の特徴となりますが、その他にも以下の特徴があります。 それは、‘平気な顔をして人を騙すことが…

恐竜にまたがって世界支配を目指す‘金太郎’

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力の中心を成していると推測されるロスチャイルド家のネイサン・ロスチャイルドが、ルックスの悪さだけではなく、性格の悪さにおいても群を抜いていた点が、ロスチャイ…

世界の‘金太郎あめ’の顔はなぜ極悪なのか

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界のセレブと学者たちの‘金太郎あめ化’は、世界支配志向勢力が世界を破壊し、支配することを目的として、密集部隊のような軍隊的・狂信的、そして情報管理において閉鎖性のある強固…

‘金太郎あめ化’している世界の学者たち

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力が、世界を破壊し、支配することを目的として、密集部隊のような軍隊的・狂信的、そして情報管理において閉鎖性のある強固な組織をつくっていることは、世界の‘セレブ…

世界の‘要人’たちが似ている理由

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。今日の世界支配志向勢力は、軍事ではなく社会一般において軍隊的で狂信的な組織(フリーメイソン、共産党、創価学会、統一教会…を含む)のメンバーを、世界各国の中枢に配置しており、…

上意下達の秘密組織が破壊力を持つ理由

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。太平天国的・共産主義的な軍隊的で狂信的な組織が、国際秩序や社会秩序を破壊するだけのパワーを持ってしまう理由は、世界史上とかく拡張拡大して帝国を築いた国々には、共通して‘密集…

創価学会は太平天国を衣替えしただけの組織

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、太平天国の以下の性格は、共産主義思想と共通していることを指摘させていただきました。 1)軍隊組織的性格:太平天国は、団営という軍事組織を結成した。夫婦であっても厳しく…

中国共産党は太平天国を衣替えしただけの組織

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。太平天国の以下のような性格は、キリスト教というよりも、‘偽ユダヤ教’の影響を受けたイエズス会、ならびに、イスラム教団に極めて近かったと考えることを昨日指摘いたしましたが、共…

幕末史に影響を与えた太平天国はどのような組織か

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。日米和親条約ならびに、その後日本が英国、フランスなどと相次いで結んだ和親条約によって、各国政府から日本に派遣されてきたフリーメイソンたちが、日本国において比較的自由に活動…

なぜペリーの開国要求が倒幕運動に繋がったのか

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。フリーメイソンであったペリーの開国要求に、世界支配志向勢力の意向が秘かに盛り込まれてしまっていた可能性は、1854年の日米和親条約Convention of Peace and Amity between the…

今日的問題を浮き彫りにしているマクロン氏の当選

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日のフランス大統領選挙の結果は、エマニュエル・マクロン氏の勝利に終わりましたが、マクロン氏に対するフランス国民一般の不信感と不安感は、今日的問題を浮き彫りにしているよう…

幕末史と太平天国の乱は繋がっているのか?

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ペリーによってマカオにて日本語通訳として雇われることとなったアメリカ人宣教師ウィリアムズは、広州で『勧世良言』の出版を通して布教活動を行っており、洪秀全はこれに感化されて…

太平天国の乱とペリーの来航を操ったフリーメイソン

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、本ブログにて述べた点から、フリーメイソンであったペリーは、フリーメイソンの意向を受けてマカオにて、ウィリアムズなる宣教師を雇用し、日本開国の交渉役としたのではないか…

ペリーの背景にあったイエズス会系カルト教団

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。幕末の米国政府による日本への開国要求は、イエズス会系カルト教団を滅ぼすことを目的としていたのか、それとも、日本を開国させることで、イエズス会系カルト教団が世界に向けてより…

イエズス会は幕末史に影響を与えていたのか

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。16世紀、イエズス会のイグナチィウス・ロヨラとフランシスコ・ザビエルによって、キリスト教とは似ても似つかぬイエズス会系の奇妙なカルト教が成立するとともに、このカルト教を支…

イエズス会がキングメーカーになれる理由

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、イエズス会は、キングメーカーである可能性を指摘させていただきました。では、どのような方法を用いれば、キングメーカーはキングやクィーンをつくることができるのでしょうか…

イエズス会はキングメーカーか

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日は、ナポレオンとヴィックトリオ・エマニュエルⅡ世の即位をめぐり、‘黒い人’への信仰などの共通点から、イエズス会の影響を指摘いたしましたが、イエズス会による、特に、‘君主’と…