時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

韓流は経済合理性の結果ではない―自由競争が働かない放送事業

ここ数日、ネットでは、”韓流”とフジテレビに対する批難の声がわき上がっているようです。中には、経済合理性の結果として擁護する声も聞かれるのですが、放送事業には、自由で公正な競争は、働いていないと思うのです。何故ならば、放送事業は、公共性が高…

脱原発で”バカを見る”かも

”バカを見る”という言葉は、あまり良い言葉ではありませんので、本当は、使いたくはないのですが、脱原発派の主張を聞いていますと、つい、言いたくなるのです。警告の意味を込めて。 何故、このような言い方をするのかと申しますと、核分裂や核融合ほど莫大…

韓流の謎―国会に調査会の設置を

昨日以来、ネット上の掲示板は、テレビ局の”韓流”を批難した俳優の方を解雇した事務所に対する批難の声であふれているようです。”韓流”には、韓国政府の対外宣伝政策の一環であるとするなど、さまざまな憶測が飛び交っており、国民の多くも、不信感を抱いて…

菅首相の資金管理団体は”マネーロンダリング”のトンネルか

菅首相には、二つの重大な献金疑惑があります。一つは、韓国系の中央商銀信用組合信の元理事の在日韓国人からの104万円の献金を受けたことであり、もう一つは、北朝鮮系の政治団体に資金を提供したことです。この二つの事件、もしかしますと、地下水脈で繋が…

人権擁護法案に潜む民主党政権の思惑とは

政権交代を訴えて闘った総選挙では、民主党は、人権擁護法案や外国人参政権法案など、国民からの強い反発が予測される法案は、マニフェストに掲載しませんでした。ところが、ここに来て、問題法案の国会提出の準備を進めているというのです。 マニフェストに…

菅首相と北朝鮮の闇―震災復興より日朝国交正常化を画策

菅首相と北朝鮮との闇の関係は、中井洽元国家公安委員長が日朝国交正常交渉をめぐり、北朝鮮側と接触したという情報により、その一端が明るみに出ることになりました。国家をあげての最優先課題は、震災からの復興であるにも拘わらず・・・。 この時期に、日…

なでしこさん気を付けて―場外の闘いは始まっている

本日、政府は、女子サッカー・ワールドカップで、見事に優勝の栄冠を勝ち取った”なでしこジャパン”に対して国民栄誉賞の付与を検討する、との談話を公表しました。マスコミも、こぞって”なでしこジャパン”の選手たちの動向を報じ、フィーバーしています。 ”…

菅首相の”弾劾”―北朝鮮系政治団体との関係調査会の設置を

アメリカ大統領は、合衆国憲法の規定により、反逆罪、収賄罪、その他の重罪または軽犯罪を犯しますと上院において弾劾裁判が開かれ、有罪の判決を受けた時には、辞任しなければなりません。フランスでも、共和国大統領は、大反逆罪の罪に限り、両院の公開投…

菅首相の首相失格を露呈した電力情報の開示要求

菅首相は、経済産業省に対する不信感から、電力需給に関する重要な情報を全て開示するよう、異例の支持を出したと報じられています。この記事、実のところ、如何にいい加減に首相が脱原発路線を表明したのかを、よく現わしていると思うのです。 改めて情報の…

菅首相と北朝鮮の闇―国家背任罪か

菅首相の政治資金管理団体「草思会」から北朝鮮系政治団体に多額の献金が亘っていた事件。この件について、昨日の国会で菅首相は、”承知していなかった”と答弁したそうです。管首相は、”承知していなかった”で済まされると考えているのでしょうか。 「草思会…

菅首相―今度は原発輸出の突然停止か

菅首相の浜岡原発の突然の停止により、電力供給危機は、東電の管轄地域を越えて中部地方にも広がりました。次なる菅首相のテロ的行為の標的は、玄海原発の再稼働を止めることであり、その方法としてストレステストを課すことでした。この結果、九電のみなら…

マニフェストを見直し再生エネ法に反対を

国民へのコスト負担が問題視されている再生エネ法案。野党もまた、前回総選挙のマニフェストに同様の制度導入を記載していたためか、反対しかねていると報じられています。しかしながら、マニフェストへの記載は絶対ではありませんので、マイナス効果が明確…

国民は諦めずに菅首相を退陣に追い込もう

サッカー女子ワールドカップの日本対アメリカの決勝戦は、歴史に残る名試合でした。前半のアメリカ代表の猛攻に耐え、何度も先制を許しながら最後には追いつき、PK戦で勝利を決めた瞬間には、国民の多くが歓喜に沸き、心を揺さぶられたことは言うまでもあり…

国際競争力を無視する脱原発原理主義者

脱原発論者の多くは、産業が空洞化し、国民の多くが路頭に迷い、日本国が先進国から脱落しても、脱原発こそ最優先すべき、と主張しています。絶対価値を脱原発に置く人々は、脱原発原理主義者と命名できそうです。 菅首相をはじめ、脱原発論者は、自国の国際…

韓国企業による原発メンテナンスは危険では

北海道の泊原発では、2005年に韓国電力の子会社である韓電機工が、日本国内で初めて原子炉上ぶた貫通管検査を請け負ったところ、その後、相次いて不審な放火事件などが発生したそうです。原発へのテロ対策が急がれていますが、韓国企業へのメンテナンスの発…

菅首相の政治手法はボイコット

何かを突然に止められると、多くの人々に迷惑がかかることは当然のことです。特にインフラは、一か所で事故が起きますと、しばらく間、広範囲で使用不能となることも珍しくなく、労組のストでも、この手法が、要求を実現させるための有効な戦術として使われ…

憲法第9条と脱原発運動

守ろう”憲法第9条”を掲げている一国平和主義者と脱原発主義者の姿がダブル理由は、その徹底した非現実思考、あるいは、政治的な背景が共通するからではないかと思うのです。しかも、自国はだめでも、外国ならばよいという点まで。 戦争の放棄も、脱原発も、…

再生エネ法で負の二重らせん構造に

本日、再生エネ法の法案が国会で審議入りしたと報じられています。この法案、成立すると、負のスパイラルに入るのではないかと思うのです。負の二重らせん構造とは・・・ 第一らせん:(1)高額固定価格買い取り⇒(2)電気料金値上がり+電力の質の劣化⇒(…

菅首相の脱原発依存宣言には効力がない

菅首相は、北朝鮮の独裁者よろしく、トップが宣言すれば、全てその通りになると信じているようです。しかしながら、党内で議論した形跡もなく、さらには、国会での審議などを経てもいない首相の宣言には、法的な効力はないはずです。 憲法では、国権の最高機…

原発再稼働の判断はストレステストの合格では

菅首相は、ストレステストの実施について、政府の統一見解を公表したことで、悦に入っているようです。発表された内容によりますと、経済産業省原子力安全・保安院の他に、内閣府原子力安全委員会も関与するそうです。法律上の最終的な権限は、経産相にある…

雇用vs.脱原発の構図に

脱原発を主張する人々は、とかくに、脱原発vs.節電の構図で、賛成派を増やそうとしています。節電し、自然な生活に戻れば、脱原発は可能であると。しかしながら、最も深刻な二者択一は、雇用vs脱原発の構図なのではないでしょうか。 社会主義運動家の人々は…

時間まで支配したい菅首相

昨日、政府が作成した福島第一原発の廃炉までのスケジュールが公表されました。最終的な処理まで数十年はかかるとのことで、原発周辺の被災者の方々をはじめ、国民をいたく落胆させることになったのです。 その一方で、菅首相の自然エネルギーに関する時間感…

日本経済の発展に貢献してきた原発が哀れ

福島第一原発の事故により、原子力発電はすっかり”悪者”扱いされ、脱原発派からは、罵詈雑言を投げつけられているようです。しかしながら、石油危機でエネルギー問題が深刻化した以降、原発が、我が国の経済発展を支えてきたことは、まぎれもない事実ではな…

原発再稼働に対する賛成意見にも耳を傾けて

マスコミは、九州電力の”やらせ”事件を大々的に報じていますが、再稼働に賛成する声にも耳を傾けるべきではないかと思うのです。 マスコミが、菅首相のストレス・テストよりも、九電バッシングを大きく扱っている理由とは、もしかしますと、国民の中に、真意…

菅首相をリコールしたい国民

これまで、我が国の首相は、直ぐに辞めることが問題視されており、頻繁な首相交代が国政上の欠点として指摘されてきました。ところが、今日、菅首相という”居座り首相”が出現したことで、まったく逆の首相リスクに直面することになりました。 国民の大多数が…

追求すべき菅首相と北朝鮮系政治団体との関係

昨日今日と、ネットでも松本前復興相辞任の話題でもちきりのようですが、忘れてはならないことは、菅首相をはじめ、民主党の政治家の多くが、北朝鮮系の政治団体に献金をしていたことです。 政権発足当初から、民主党の政治運営は、明らかに独裁志向でした。…

復興相を買って出る政治家がいない民主党

本日、辞任を表明した松本龍氏は、復興相就任を二度辞退し、仙谷氏も就任要請があったものの、断ったと報じられています。閣僚の人選は、首相の権限ではあるのですが、民主党には、復興相を自ら買って出る人物はいないのでしょうか。 被災地の惨状を考えれば…

辞めない菅首相と松本復興相

本日のブログの掲示板は、松本復興大臣の暴言の記事で埋め尽くされているようです。報じられる内容を読みますと、確かに唖然とするばかりです。 さらに唖然とさせられるのは、菅首相と同じく、あくまでも大臣の椅子に居座ろうとしていることです。政府と被災…

北朝鮮系政治団体は許されるのか

菅首相の政治資金管理団体「草志会」が資金提供していたという政治団体。この団体は、北朝鮮系とされていますが、「政権交代をめざす市民の会」といった名称ですので、この団体の表看板からは、誰もその背景や実態は分かりません。 日本国憲法の第15条では…

政治団体という不透明な組織が政治を歪める

菅首相の資金管理団体である「草志会」が、拉致事件の容疑者の親族と関係のある政治団体に3年間で6250万円もの寄付を行っていたことが判明したことで、首相の北朝鮮寄りの姿勢も浮かび上がることになりました。この仕組み、売国システムになりかねないと思…