時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

なでしこさん気を付けて―場外の闘いは始まっている

 本日、政府は、女子サッカー・ワールドカップで、見事に優勝の栄冠を勝ち取った”なでしこジャパン”に対して国民栄誉賞の付与を検討する、との談話を公表しました。マスコミも、こぞって”なでしこジャパン”の選手たちの動向を報じ、フィーバーしています。

 ”なでしこジャパン”の活躍は、大震災で打ちひしがれていた日本国に喜びと勇気をもたらしたのですから、疑うべくもなき快挙でありました。しかしながら、一つだけ心配なことがあります。それは、マスコミが、選手の方々をスポイルしてしまうのではないかということです。”なでしこジャパン”の多くは、働きながら練習を重ね、目立たぬところで苦労されてきました。いわば不屈の精神がばねとなって、金メダルを手にしたのですが、マスコミに騒がれることで、以前のような静かな環境で集中して練習することは難しくなっているはずです。折も折、オリンピックのアジア予選を控え、周辺の諸国が、なでしこジャパンの弱体化を狙ってもおかしくはありません。”持ち上げて落とす”は、マスコミの常套手段ですし、マスコミは、中国、韓国、北朝鮮の影響下にあると、しばしば指摘されております。

 オリンピックの予選を勝ち抜くためには、フィールド以外の場での闘いをも制さなければなりません。この点、なでしこジャパンの選手の方々には、マスコミに踊らされることがないよう、ぜひ、気を付けていただきたいと思うのです。

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