2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
尖閣諸島沖で発生した公務執行妨害事件の現行犯である中国人船長を、日本国側が、みすみす処分留保のまま釈放したことから、菅政権への国民の信頼は、急激に低下しました。そうして、”勝った”はずの中国もまた、自国の評価を地に落としてしまったのではない…
民主党は、”開かれた政府”の実現を国民に訴え、政治にありがちな隠蔽体質や秘密主義を強く非難してきました。しかしながら、日本国に留まらず、アジアや国際社会の運命に関わる重大事件が尖閣諸島沖で発生したにも拘わらず、民主党政権が、証拠となるビデオ…
東南アジア諸国と中国との間で争いのある南沙諸島や西沙諸島では、既に、尖閣諸島沖で起きた事件と同様の事件が発生していたそうです。当然に、日本国政府を中国の行動パターンを知っていたわけですから、中国漁船の出現が、尖閣諸島占領と周辺海域支配への…
憲法第9条を擁護する人々は、この条文さえ誠実に守っていれば、平和は自ずと訪れると信じているようです。しかしながら、尖閣諸島問題をめぐる中国の対応は、第9条が、武力行使をものともしない覇権主義の国の前には、空文に等しいことを明らかとしたよう…
中国人船長の釈放の措置について、片山総務大臣から、”子供の中国に対する大人の日本の対応”という内容の発言があったと報じられています。しかしながら、どう考えましても、日本国側の措置は、お手本となるような”大人の対応”とは程遠い、と言わざるを得ま…
昨晩は、船長釈放のニュースを耳にし、急ぎ、法務大臣は指揮権を発動して釈放を差し止めよ、とする記事を更新しました。中国のチャーター機がまだ到着していないことを祈りながら。 仙谷官房長官は、地検の判断には政治介入はなかったと述べ、あくまでも、船…
突然の中国人船長釈放の報に、国内には驚きと落胆が広がりました。尖閣諸島の領有権に深く関わるため、この措置は、将来に禍根を残すことになりかねません。この国家的な危機を救うためには、法務大臣の検察に対する指揮権発動しかないのではないでしょうか…
広大な大陸に位置するためか、中国の伝統的な戦術は、相手を自陣深くに引き込んで、壊滅させる、というもののようです。日中戦争も然り、そうして現在もまた、日本国は、この戦術に嵌りそうなのです。 中国の急激な経済成長は、日本国の企業にとってもビジネ…
我が国に対する中国の強硬政策は、エスカレートする一方のようです。というよりも、この問題を口実に、大手を振って国際法や国際ルールを破り、日中友好の仮面を破り捨てて、自国の利益拡大と我が国の権利侵害に邁進しているようにも見えます。 東シナ海のガ…
昨日のテレビの報道番組を見ておりましたところ、尖閣諸島で発生した中国漁船の領海侵犯事件について、中国人の学者が、1978年の鄧小平発言を取り上げて、あたかも、それが、日中両国の政府間合意のように説明していました。おそらく、中国側のスポークスマ…
大阪特捜部の主任検事が、郵政不正事件の押収品のフロッピー・ディスクを改竄していたことが、大きく報道されています。報道の焦点は、検察の体質に向けられていますが、この事件が不可解であるのは、全容を明らかにするために必要なジグゾー・パズルのピー…
尖閣諸島問題の報復の一環として、中国政府は、予定されていた一万人観光客の訪日をキャンセルを公表しました。マスコミ等では、このキャンセルにより、13億円の損失が発生したと騒ぎ立てていますが、この損失は、尖閣諸島を失う場合に比べますと、微々た…
民主党の代表選の期間、新聞の世論調査とネットの投票との結果が、正反対であったことが、話題となりました。新聞では、菅氏への支持が圧倒的であり、ネットでは、逆に、小沢氏への支持が菅氏を上回っていたからです。 蓋を開けてみますと、どうやら新聞の世…
反日活動家としても知られる岡崎トミ子氏を国家公安委員長に据えた人事には、多数の非難の声が寄せられています。警察の上部組織として国家公安委員会は存在するのですから、国民にとりましては、これ程、不安なことはありません。 幸いなことに、岡崎氏は、…
本日、菅内閣の新たな閣僚が発表されました。国家公安委員長のポストも注目されるところでしたが、こともあろうか、韓国や北朝鮮との繋がりが深い岡崎トミ子氏に決まったというのです。 国家公安の職とは、まさしく韓国や北朝鮮といった諸外国による我が国に…
民主党政権の内閣では、法秩序を破壊する法務大臣、国家の安全を脅かす国家公安委員長、農家を破滅させる農林水産大臣・・・と、適任とは逆の顔ぶれが並んでいました。次期内閣では、せめて、適任者を選んでいただきたいと思うのです。 不適任者が大臣職に就…
ある国が、国際法において合法的に領有している領土に対して、もし、他の国が、異議申し立てを行うならば、それは、相手国を武力で脅すのではなく、国際司法裁判所への提訴という手段に訴えるべきです。 現在、中国政府は、尖閣諸島を自国の領土と言い張り、…
民主党の党首選について、小沢氏を支持する理由として、現在、日本国が直面している危機を脱するには、小沢氏しかいない、とする声が聞かれます。その一方で、危機にある時ほど、国家の制度破壊を目論む独裁者が登場しやすいことも、忘れてはならないと思う…
尖閣諸島において侵犯事件を起こした中国漁船の乗組員を、わざわざチャーター機で本国に送還した菅内閣に対して、国益を損ねるとする非難の声が寄せられています。それでは、「小沢首相」ではれば、国益を守り、中国の膨張政策を抑えることはできたのでしょ…
小沢氏を支持する理由として、小沢氏が首相になれば、先の衆議院選挙でのマニフェストを実行してもらえる、という意見があります。しかしながら、政権発足後の鳩山・小沢体制が辞任に追い込まれた理由が、マニフェストに拘った故の迷走であったことを考えま…
民主党の代表選を控え、菅首相と小沢氏、両立候補者の人物評がさかんに報じられています。「小沢首相」が誕生した場合の最大のリスクは、日本国が無法国家になることではないかと思うのです。 組織のトップに、遵法精神が欠けており、しかも、法の抜け道探し…
民主党代表選挙を前にして、小沢氏は、内閣法制局の廃止を主張していました。わざわざ内閣法制局を狙い撃ちしていること自体、憲法や法律に違反した法案を通そうとする氏の”意欲”の露見であり、恐ろしい限りのことです。 小沢氏の説明よりますと、憲法に違反…
先の衆議院選挙では、民主党は、鳩山前首相の”クリーンなイメージ”を前面に打ち出して、政権交代を実現させました。その後の顛末は語るべくもなく、今般の代表選挙では、三人目の首相が誕生する可能性すらあります。 考えても見ますと、選挙時の党の顔が、次…
小沢氏の政治資金規正法違反の疑いに対しては、検察審査会の判断が待たれるところですが、「起訴相当」とされたとしても、議員を辞職するつもりも、党を離れるつもりもないそうです。その上、あろうことか、首相の”最高裁判所の判事の任命権”にまで言及した…
民主党の代表選挙の立会演説会では、菅首相も小沢前幹事長も、諸悪の根源は官僚にあるような口ぶりでした。政権交代となりながら、民主党の政権担当能力に疑いがもたれている今となっては、官僚への責任転嫁ともみられなくもありません。 ところで、政治主導…
民主党が、外国人の党員とサポーターに代表選挙の投票権を与えていることは、憲法違反であることは、各方面から指摘を受けています。民主党は、憲法違反の指摘に対して何らの対応もしないそうですが、このまま代表選挙を行った場合、憲法裁判で、どちらが選…
党の代表選に小沢氏が勝ち、小沢政権になっても、国民に信を問うために解散総選挙か、あるいは、政界再編となって、何れにしても、短期政権に終わるとする予測があります。民主党政権を早期に終焉させるには、小沢氏の方がよいのでは、と・・・。 しかしなが…
民主党の代表選については、選挙を実施することだけで、民主的な手続きを踏んでいると思い込んでいる人も少なくありません。しかしながら、プロセスに不正があれば、選挙結果の公正性は、吹き飛んでしまいます。 国政選挙とは違い、党内選挙では、充分な監視…
民主党の代表選を控え、国内では、小沢氏について様々な憶測が飛び交っています。その最たるものが、小沢氏が、自ら名乗ったように、”中国人民解放軍の司令官”なのではないか、ということです。 この文脈から見ますと、氏の持論である”普通の国”とは、日米同…
もし、小沢政権が成立したら、日本国がどのような変化を蒙るのか想像してみますと、それは、悪夢のような気がするのです。民主党政権発足以来、小沢氏が主導したとされる政策のほとんどが、破壊的なものばかりなのですから。 小沢前幹事長は、政治主導を訴え…