時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

治安

瀬戸内寂聴氏の矛盾

昨日、日本弁護士連合会は、死刑制度に関するシンポジウムを開催し、死刑廃止の実現を目指す旨を宣言しました。このシンポジウムに、作家であり、僧侶でもある瀬戸内寂聴氏が寄せたビデオ・メッセージが波紋を広げております。 瀬戸内氏のビデオ・メッセージ…

川崎市中一男子殺害事件-特別永住資格の強制退去特権の廃止を

「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」によって認められている特別永住者には、強制退去に関する特権があります。 川崎市で発生した残忍な事件は、在日韓国・朝鮮人の不良グループによる犯行という情報がネット…

仏襲撃事件-暴力の効果を認めてはならない

フランスで発生したイスラム過激派による襲撃事件は、イスラム国が中東を揺るがしている矢先に起きたため、全世界に衝撃が走ることとなりました。この事件に関連して、幾つかの記事を読んだのですが、中には、首を傾げざるを得ないものもあります。 そに一つ…

武力は絶対悪か?-在日問題の深淵

戦争末期から、日本全国に武装暴力集団を組織し、犯罪の限りを尽くした”朝鮮進駐軍”。今日に至るまで、この問題は在日問題として尾を引いておりますが、その深淵には、戦後の警察力不足という苦い経験がありました。 憲法第9条の改正反対派は、常々、武力は…

生野殺傷事件-日本人差別殺人は民族抹殺の罪

本日、生野区で発生した殺傷事件は、日本人が狙われたことにおいて、日本人差別殺人と表現することができます。犯人については、31歳の無職とは報じられていますが、氏名を隠していることから、韓国系ではないかと推測されいるようです(日本人であれば、即…

在日韓国・朝鮮人の通名廃止の日は近い

民主党の長島昭久前防衛副大臣が、ツイッターで”在日2世3世に日本人化教育を”と発言したところ、現代の創氏改名ではないか、とする批判が相次いだそうです(創氏改名は、強制でもなかったのですが…)。在日韓国・朝鮮人側の激しい反発を受けて、長島議員は…

カジノ法案-”刑法適用除外特区”は危険

数年前から、カジノの開設を求める政治家の活動が報じられてきましたが、遂に政府も、この法案の国会提出に動き出したそうです。特区を設ける構想のようですが、あまりに危険ではないかと思うのです。 カジノ構想では、開設を認めた特区に限定してギャンブル…

反韓デモ-差別ではなく正義の問題

反韓デモに対しては、在日韓国・朝鮮人に対する差別である、とする批判の声が根強くあります。差別は悪しきこととする社会一般の共通認識がありますので、差別問題に持ち込むことで、相手側に悪のレッテルを張ることができると考えているのでしょう。 しかし…

大津いじめ事件―”校内犯罪”という言葉を

同級生による犯罪行為が原因となって大津市の中学2年生の少年が亡くなった事件は、大津いじめ事件と呼ばれています。この事件を機に、文部科学省でもいじめ対策の強化が図られていますが、こうした事件は、”校内犯罪”と呼ぶべきと思うのです。 かつての学校…

パチンコ・マネー対策―詐欺罪での告訴と損害賠償請求

政界やマスコミなどを通した日本国内における不自然な韓国偏向は、20兆円規模とも言われるパチンコ・マネーが元凶とも指摘されています。これまで、パチンコ禁止法の制定、課税強化、警察の天下り禁止といった対策が提言されてきましたが、もう一つの有効な…

警察は威信をかけて暴力団を壊滅すべき

暴力団排除条例により、暴力団の取り締まりが強化されている中で、北九州市では、退職された警察官の方が襲撃されるという事件が発生しました。治安維持を担う警察への攻撃は、許されるざる行為であることは言うまでもないことです。 この事件、襲撃された元…

死刑執行―命の重さは平等か

民主党政権では、平岡法相を始め、死刑執行に消極的な大臣が多いようです。否、死刑制度に対して批判的な人物を、敢えて法相のポストに付ているのかもしれません。死刑廃止に向けての下地作りとして。 ところで、個人の生命、身体、人格を含む、基本的な人権…

テロ情報出版を黙認する岡崎国家公安委員長

警視庁の国際テロ情報が流出したことでさえ、重大な失態なのですが、その情報が出版されようとしているのに、政府は、何らの手も打とうともしていません。政府がこの出版を黙認するとなりますと、民主党政権は、テロリストの味方と言うことになります。 流出…

誰が検察の破壊を狙っているのか

小沢氏の不起訴処分にはじまり、尖閣諸島沖の事件での那覇地検の政治判断、郵政不正事件に関するデータ改竄事件、検察審査会による小沢氏の強制起訴…と、今年に入って、検察をめぐる事件が多発しています。一見、関連性がないようにも思われるのですが、これ…

岡崎国家公安委員長は第二の千葉法相か

本日、菅内閣の新たな閣僚が発表されました。国家公安委員長のポストも注目されるところでしたが、こともあろうか、韓国や北朝鮮との繋がりが深い岡崎トミ子氏に決まったというのです。 国家公安の職とは、まさしく韓国や北朝鮮といった諸外国による我が国に…

死刑刑場公開は現代の地獄草子

昨日、死刑の刑場が初めて公開され、死刑囚の刑執行までの過程が詳らかとなりました。もちろん、公開の背景には、千葉法相の死刑廃止論があるのでしょうが、この公開は、むしろ、殺人事件の抑止力となるのではないかと思うのです。 何故ならば、他者の尊い命…