時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大アジア主義に潜む人類の非文明化・動物化・家畜化

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。オカルティストのヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー Helena Petrovna Blavatskyの神智学は、反キリスト教・反ヨーロッパ文明思想を弘めることで、キリスト教精神やヨーロッパ文明の持…

大アジア主義の危険性-モンゴル帝国復興計画?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。第二次世界大戦前夜における所謂「大東亜共栄圏」構想は、アジア地域の国々の独立と共存共栄を謳った構想であり、その思想的背景として大アジア主義がありました。大アジア主義思想は、…

大アジア主義の原点はイルミナティーにあった?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。「第二次世界大戦は、一握りの気違いによって起こされた」と言われております。こうした言葉から、近現代におけるカルト思想の問題も、世界大戦の原因究明において検証すべき重要な課題…

令和の時代は正倉院御物を警護する必要がある?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。日本最古の文学作品である『竹取物語』が、国家の貨幣発行権・財政・国際経済問題を扱っていることに示されますように、財政問題は国家の存続と繁栄に直結しており、それだけに、古来、…

『竹取物語』が語る決裁通貨問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。『竹取物語』に登場する5貴公子が宝物を求めて行き着かねばならない場所が、インド亜大陸以西の地(「天竺の仏の御鉢のある場所」・シルクロード)、中国大陸(「火鼠の皮衣のある場所…

『竹取物語』に見る古代の国際経済問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日は、『竹取物語』と新年号の「令和」との関係が、貨幣経済システムの維持問題と繋がっている点を指摘いたしましたが、他にも『竹取物語』から見えてくる問題があります。 『竹取物語…

新元号「令和」と『竹取物語』:『竹取物語』は貨幣発行権問題を扱う

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。新元号の「令和」が、『万葉集』から月、並びに、その記念切手のデザインと英経済紙『The Economist』の『2019年の世界The World in 2019』の表紙のデザインから富士山と関連してい…

英エコノミスト紙の『2019年の世界The World in 2019』のカバーが語る「令和」問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。英経済紙『The Economist』が、今年の世界情勢を予測した『2019年の世界TheWorld in 2019』の表紙のデザインは、新元号の「令和」の記念切手が富士山のデザインであることと関連して…

新元号「令和」の記念切手が富士山である理由

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。新元号の「令和」の制定を記念して、記念切手が発売されたそうですが、それは、白い富士山の姿をデザインしたものでした。富士山のデザインは、「イルミナティーによる富士山の白頭山化…

ノートルダム大聖堂火災の“火事場泥棒説”

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本能寺の変とそれにともなう安土桃山上の炎上の直後、イエズス会士が、日本人から「あなた方は、本当は、泥棒であったのですね」と言われたとする記述が、イエズス会士がパリのその本部…

ノートルダム大聖堂火災修復問題はフランスの分裂を顕在化させる?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ここ数日にわたり、ノートルダム寺院の火災問題を扱い、19世紀になってから、キリスト教の消滅と人類の非文明化・動物化・家畜化を目指す思想であるイルミナティー思想(黒マリア信仰…

19世紀のノートルダム大聖堂復活事業が示す“偽復古主義”問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本日の日経新聞の文化欄に『仏国民結んだ「貴婦人」』と題して、ノートルダム大聖堂の歴史についての記事があり、19世紀におけるその修復事業の理由を、19世紀の人々による中世建築…

ノートルダム大聖堂の被災部分はイルミナティー部分の問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ノートルダム大聖堂の火災被害の大部分は、屋根の尖塔、屋根、そして、尖塔基部の周囲の福音史家と十二使徒の彫像など19世紀の改修時のものであり、恐らくは、イルミナティーの思想に…

ノートルダム大聖堂の火災の背後には何があるのか:火災事件をめぐる仮説

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、4月15日夜半、ノートルダム大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Parisが火災に見舞われたという衝撃的事件が、世界を駆け巡りました。 現在までのところ、放火を示す証拠は無いと…

偽右翼詐欺の偽旗作戦が示す憲法第一条の危うさ

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。政府を通して行われているイルミナティーによる国家と個人の制度的な一体化・同一視政策は、いつのまにやら、国民の国家への忠誠心を、国家ではなくイルミナティーの“お気に入り”の人物…

偽右翼の偽旗作戦の行き着く先は?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。国民の国家への忠誠心の対象をイルミナティーの“お気に入り”の人物にすり替える「偽右翼詐欺」作戦が、イルミナティーによって進められているとする推測は、これまでの方針を変えて、創…

偽右翼詐欺問題:イルミナティーはなぜ個人崇拝を強要するのか

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーのつくった社会・共産主義国家には、ソ連邦のレーニンやスターリン、中国の毛沢東、北朝鮮の金一族、東ドイツのホーネッカー、ルーマニアのチャウチェスクなどの例に示さ…

中国チームの“人猿”実験は軍事目的?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。インターネット上のAFP時事ニュースによりますと、中国科学院昆明動物研究所の研究チームが、米ノースカロライナ大学のチームと共同で、ヒトの脳の発達において重要な役割を持つとさ…

「ルソン原人」が示唆する人類の危機

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日の日経新聞の社会面に「アジア第5の原人」とするタイトルにて、フィリピンのルソン島にて、5万年前から6万7千年前に遡る原人の化石が、フランス国立自然史博物館などのチームに…

ゴヤの『巨人』と米映画『ジャイアンツ(巨人)』の作品名が同じ理由

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ゴヤの『巨人The Colossus』という作品に描かれたスペインからピレネー山脈をまさに越えてゆこうとしている野生的で、攻撃的な姿勢をとる裸体の巨人には、イルミナティーが寓意されてい…

ゴヤの『巨人』の巨人はイルミナティーか

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。18・19世紀のスペインの画家ゴヤFrancisco José de Goya y Lucientes(1746年3月30日 - 1828年4月16日)の作品に『巨人The Colossus』という名画があります(弟子のアセンシオ・フ…

“王室”・“皇室”の退廃に組織的に関与する執事達?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。以前、ダイアナ元英国皇太子妃の事故死事件の真相の解明に迫るTV番組が放映されておりました。その番組は、ダイアナ元皇太子妃の執事やカメラマンの証言を中心に構成されており、その…

在スペイン北朝鮮大使館事件は新天皇即位問題とかかわる?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本年2月22日に、スペインの北朝鮮大使館を訪問した「千里馬防衛」と称する人権団体が、同大使館を襲撃したことから、同人権団体を通して何らかの重要な情報が米国側(FBI?)に伝…

新天皇即位と新年号制定の背後にイエズス会?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。新年号「令和」とイルミナティーとの関連をめぐりまして、読者の方から、新年号の制定のための有識者会議の9名の一人である山中信也氏は、ヴァチカン科学アカデミーの会員であるという…

新元号は金家・文家・成家の朝鮮3家による極東支配を意味する?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。「民主主義思想に則った国民のための年号である」という考えと、「“天皇”を通しての日本支配を意味する中華思想的な独裁主義思想に則った“イルミナティー年号”である」という元号をめぐ…

一世一元の制は無理なのでは:元号は誰のためにあるのか

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。新元号「令和」をめぐりましては、4月1日のその発表以降、混乱状態にあると言うことができますが、そもそも一世一元の制という元号制度自体に無理がある点を本日は扱います。 政府は、…

「令和」が想起する北朝鮮問題

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、本ブログにて、当初の案は、「麗和」であり、統一教会と創価学会が進めている「高麗連邦民主共和国構想」の実現を予定しての制定であった可能性を指摘いたしました。 仮に、「令和…

「令和」の制定過程の奇奇怪怪をめぐる仮説:「麗和」だったのでは?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。新年号の「令和」を考案者めぐりましては、万葉学者の中西進氏が、新年号の発表後にインタビューを予定し、考案者であることを半ば公然としていたにもかかわらず、先月末となって、俄か…

新元号「令和」を分析してみれば:日本の多民族国家化が狙い?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、新元号の典拠となった『万葉集』巻第5に載る「大宰帥大伴卿宅宴梅花歌三十二首」の序文をめぐって、「大伴家持邸」における宴の席であると記述いたしましたが、大宰帥大伴卿は、…

典拠が示唆する新元号「令和」の危うさ

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本日、新元号が「令和」と決まりました。その典拠となったのが、『万葉集』巻第5に載る「大宰帥大伴卿宅宴梅花歌三十二首」の序文であるそうです。この序文は、天平2(725)年1月…