時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

在スペイン北朝鮮大使館事件は新天皇即位問題とかかわる?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本年2月22日に、スペインの北朝鮮大使館を訪問した「千里馬防衛」と称する人権団体が、同大使館を襲撃したことから、同人権団体を通して何らかの重要な情報が米国側(FBI?)に伝わったとされる事件が発生いたしました。
 
一見、なぜ、北朝鮮とは何ら関連が無いように見えるスペインにおいて、重大情報に関する事件が発生したのか、疑問に感じる方々も多いのではないでしょうか。しかしながら、スペインをめぐる以下の点は、北朝鮮イルミナティーの牙城であるとする仮説において、同事件を説明している気がいたします。
 
第一に、ポルトガルと同様に、スペインは、15世紀末までイスラム世界にあったことから、「黒いユダヤ人」と称されるアフリカ・アジア系のセファルディ系ユダヤ人が多い地域であり、また、キリスト教に偽改宗し、「マラーノ(豚)」と称されていた改宗ユダヤ人も多くありました。イルミナティーは、こうした「黒いユダヤ人」達の国際秘密結社ですので、スペインは、もとよりイルミナティーとの関連の特に強い国であると言うことができます。
 
第二に、セファルディ系ユダヤ人の信仰する「バビロニアユダヤ教」における秘儀であって、イルミナティーの秘儀でもあるカバラKabbalahは、スペインにて誕生しております(ロサンゼルスにカバラ・センターKabbalah Centre があるように、カバラ思想は世界規模に展開している)。
 
第三は、スペインには、世界で唯一の執事学校があり、全世界の王室の執事は、この学校の出身者であるとされていることです。すなわち、執事学校ネットワークが、世界規模で張り巡らされている可能性があり、その本部はスペインにあると考えることができます。従いまして、世界各国にとりまして、スペインは、特に、“王室”・“皇室”問題に関する諜報活動との関連におきまして、特に重要な国であると言うことができるのです。執事学校には、世界各国に展開している“執事”達から齎された“極秘情報”などが、集積されていると推測することができるからです。
 
第四に、スペインがバスク地方を含んでいることです。イエズス会創始者イグナティウス・ロヨラ、そして、フランシスコ・ザビエルが、バスク地方の出身であることは重要です。バスク人の男性は、ヨーロッパでは、その野蛮性が強調され、「破壊者」「浮浪者」「略奪者」と称されておりました。このように、バスク人は、もとより傭兵となったり、集団による掠奪を生業とするなど暴力的であったようなのです。バスク人気質は、大航海時代イエズス会(組織的な男性集団)が、「カトリック教皇の傭兵」、「掠奪者」、「奴隷商人」と称されたことを説明していると言え、こうした気質は、1776年以降はイルミナティーにも受け継がれていると推測することができます。
 
第五点は、第四点と関連しており、アルゼンチンの出身で、オランダ王妃なったマキシマさんが、バスク系アルゼンチン人であることです。スペインとオランダには、セファルディ系ユダヤ人が多いことは、本ブログにて再三にわたって指摘しております。テロリストであって、暴力革命家のチェ・ゲバラも、バスク系アルゼンチン人であり、北朝鮮に通じるところがあります。スペインとオランダは、ハプスブルグ家に支配されていた同君連合であった時代があることから、両国のセファルディ系ユダヤ人や改宗ユダヤ人の間には、ネットワークがあり、このネットワークは、1776年以降、イルミナティーに受け継がれていると推測することができます。
 
以上の5点から、“イルミナティー革命(移民や最下層民を組織して、そのうちの“お気に入り”を攻略国の国王や天皇などに就けるイルミナティーの狡猾な常套手段)の問題をめぐっては、スペインは特に重要な国であり、特に、イルミナティーの牙城である北朝鮮の在スペイン大使館には、世界の“王室”や“皇室”をめぐる何らかの情報があった可能性があるのです。
 
天皇の即位と小和田雅子さんの立后には問題がある点につきましては、本ブログにて再三にわたって指摘しているとおりです。決裂に終わった第二回米朝首脳会談を直前にひかえた時期に起こった在スペイン北朝鮮大使館事件は、北朝鮮は金家(もしくは高氏)、韓国は統一教会の文家、そして、日本は創価学会の成家(日本名は池田家)という朝鮮民族の3つの家族によって、極東地域が分割統治される「高麗連邦人民共和国構想」との関連において発生した事件である可能性を指摘することができるかもしれません。


 
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(続く)