時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中国ネットの本音で日本国の移民受け入れは不可能に

先日、内閣府が公表した人口動向に関する試算は、人口1億人を維持するためには、年間20万人のペースで移民を受け入れなければならない、とする驚愕の提案として報じられました。政府も、移民受け入れ議論を本格化するらしいのですが、中国人のネットでの本…

日本国政府は平昌オリンピックのポスターに抗議を

ソチオリンピックの余韻が残る中、2018年の開催地となる韓国の平昌では、競技実施が危ぶまれる状況にあるそうです。中止説も囁かれておりますが、韓国政府は、あくまでも開催に固執してるらしく、平昌オリンピックの公式ポスターも公表されました。 ところが…

公平さを欠いた河野談話-日系米国人による訴訟への期待

実在が疑われている出来事がある場合、あらゆる角度から検証することが、実在を確定する合理的なアプローチです。すべての角度から照らして矛盾点がなければ、誰もが、それを事実として認定し、史実として受け入れることができるのです。 河野談話については…

絶対に後には引けない河野談話の再検証

先日、政府が表明した河野談話の再検証作業に対して、韓国を含め、反対の圧力も強まっているようです。元慰安婦の証言が疑いようもない事実であるならば、再検証に反対する理由はありませんので、再検証反対派の慰安婦証言に対する自信のなさが伺えます。 と…

伝天武・持統天皇合葬陵の八角形の意味

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。日本書紀紀年法からは、しばし離れまして、今日のテーマは、天武・持統天皇合葬陵として伝わる陵墓が八角形墳であることについてです。 新聞報道によりますと、奈良県明日香村に所在する…

韓国は日本国に竹島の領有権を放棄させたいのでは?

昨日の2月22日の竹島の日の式典において口島根県知事が述べられたように、竹島をめぐる問題は新しい局面に入ったようです。日本国政府が、竹島返還の実現に向けて本格的に動き出したのですから。 ところで、表には出さないものの、”独島領有”に歴史的にも法…

河野談話元慰安婦証言は公表しても大丈夫-韓国政府は証言集を公刊した

韓国によるプロパガンダ被害の深刻化から、河野談話をめぐる政界の動きが活発化し、日本国政府も、元慰安婦の証言の再検証を表明することとなりました。焦点の一つは、当談話の根拠となった元慰安婦証言の非公開問題ですが、慰安婦証言、公開しても構わない…

アンネの日記破損事件―日本極右化演出工作の可能性

東京都内の図書館において、第二次世界大戦中のユダヤ人少女の日記である『アンネの日記』が、何者かによって棄損される事件が発生したそうです。被害にあった冊数は200を数えるそうですが、一体、誰が、何の目的でこの事件を起こしたのでしょうか。 事件を…

あまりに残念な国際スケート連盟会長の発言-スポーツマンシップは何処へいったのか

日本時間の本日未明、ソチオリンピックでは、フィギュア・スケート女子SPの競技が行われました。日本選手たちの結果は芳しくなく、この日をめざし、血の滲む思いで練習を重ねてきた選手達を思いますと心が痛みます。 ところで、競技の実施に先立って、国際ス…

舛添都知事で首都東京が危ない

東京都知事に就任して早々、舛添知事は外交への意欲を示し、中韓との関係改善を図る意向を明らかにしております。懸念されていた通りの展開となりそうなのですが、東京が危ないことは確かなようです。 除名処分を受けたとはいえ、自民党への入党歴や自民党都…

田母神氏は日本のヒトラーか?

先日の東京都知事選で61万票を獲得した田母神氏。この61万票の数に脅威を感じたのか、左翼を中心に田母神氏を日本のヒトラーと見なし、警戒を呼び掛けるブログ記事も目にするようになりました。 果たして、田母神氏は、日本のヒトラーと言えるのでしょうか?…

1991年の日韓覚書問題-在日韓国人の地方公務員採用の驚愕

1991年の日韓覚書は、在日韓国人に数々の特権を認めたものですが、極め付けともいうべきは、日本国政府が、在日韓国人の地方公務員採用を指導する、と記していることです。 文面には、”公務員任用に関する国籍による合理的な差異を踏まえた日本国政府の法的…

1991年の日韓覚書と日本国における韓国文化の浸透

1991年の日韓法的地位協定に基づく協議に関する覚書には、日本国内における韓国の言語・文化教育や公立学校における韓国籍教員の採用に関する記載もあります。 当覚書によれば、日本国政府は、在日韓国人の韓国の言語や伝統の保持への希望を理解し、課外活動…

1991 年の日韓覚書問題-在日韓国人の”犯罪特権”

在特会の活動が注目の集めたことで、在日韓国人の特権を否定する意見も聞かれますが、昨日の記事で述べたように、在日韓国人には、様々な法的な特権が認められています。 1965年の日韓法的基地位協定では、在日1世と2世に限定して、強制退去について特権を…

在日問題の元凶-「日韓法的地位協定に基づく協議の結果に関する覚書」

1991年1月10日、日韓政府の間で「日韓法的地位協定に基づく協議の結果に関する覚書」なる文章が交わされたことを、おそらく、日本国民の大半は知らないのではないかと思います。しかしながら、今日の在日韓国・朝鮮人問題を考えますと、その元凶は、この覚…

佐村河内氏事件―詐欺とは社会悪

被爆二世、かつ、全聾という障害を克服して数々の名曲を世に送り出す天才として持て囃された佐村河内守氏。海外では日本のベートーベンとまで評されたそうですが、実は、全曲ゴーストライターの作であることが判明し、厳しい批判を受けています。 ところが、…

村山元首相に奪われた日本国と日本国民の尊厳

韓国の左派政党からの招きを受けて訪韓した村山元首相。懸念されていた通り、かの地では、慰安婦問題について”朝鮮の女性の尊厳を奪った”として、韓国の国会議員連盟の会合において日本批判の講演を行ったそうです。 他国において、これ程までに激しく自国を…

メールでの投票呼びかけ禁止は適切?

一昨日の東京都知事選において、特定の候補者への投票を電子メールで呼びかけたとして、デヴィ夫人が警視庁から警告を受けたと報じられています。 公職選挙法では、電子メールでの投票の呼びかけは、候補者本人か政党に限定されています。デヴィ夫人が田母神…

舛添新都知事の政策構想の危うさ

昨日即日開票された東京都知事選挙では、組織票を固めた舛添氏の当選という結果となりました。当選が決まって早々に、舛添氏は、NHKの番組に出演し、独自の政策構想を打ち出したそうです。 構想の内容は、”介護士と保育士の報酬アップや、高齢化が進む多摩ニ…

東京都知事選が示す日本政治の変化

本日、遂に、東京都知事選の選挙日を迎えました。猪瀬氏の辞任から今日に至るまでの選挙期間を通して、日本国の政治が、大きな変動期に差し掛かっている兆しが感じられます。 今回の選挙において見られた変化とは、第1に、従来であれば、マスコミがあらかじ…

東京都知事選挙-試練の雪

明日に都知事選の投票日を控えた本日、16年ぶりともされる大雪に見舞われています。吹き付けるような雪は、東京都の有権者を試すかのごとくに、降り積もっております。 今回の選挙は、自民党都議連、並びに、公明党が推薦している舛添候補が、自民党員の反発…

東京都知事には組織悪に厳しい人を

個人主義者は、あらゆる出来事を個人の問題に還元して対処しようとします。しかしながら、現実には、深刻な社会不安を引き起こしたり、治安を悪化させているのは、組織の方が余程多いのです。 今日、在日韓国・朝鮮の人々が、政治・経済・社会の各面において…

内閣府職員変死事件の推理

北九州市若松区沖の響灘で、内閣府の男性職員が遺体で発見されるという不可解な事件が発生しました。公表された情報は限られているため、憶測が憶測を呼んでいますが、以下の推理も成り立つ余地があるのではないかと思うのです。 欧米のメディアなどでは、本…

バージニア州日本海呼称問題が示唆する外国人参政権の行方

アメリカのバージニア州では、日本海が国際標準地名であるにも拘わらず、”東海”という韓国固有の地名を併記する法案が、成立寸前の状態にあります。この事件、我が国においても、外国人参政権の行方を示唆していると思うのです。 誰がどう考えて見ましても韓…

橋下大阪市長の辞任-効き目を失ったサプライズ効果

突如として大阪市長を職を擲ち、大阪都構想の実現のために出直し選挙の賭けに出た橋下市長。しかしながら、サプライズ戦略は、既に使い尽くされた感があります。 サプライズ効果とは、かつて小泉元首相などが使った手法であり、国民を驚かせるような行動に出…

仏国際漫画祭の日本漫画不当撤去問題への対応

フランスのアングレーム市で開催された国際漫画祭は、韓国の捏造漫画に対抗するために作成された日本漫画が強制撤去されたことで、後味の悪い結末となりました。日本側も、対抗手段に着手するようですが、法的な措置も検討課題ではないかと思うのです。 主催…

アングレーム国際漫画祭-悪質な韓国の”国策漫画”

フランスのアングレーム国際漫画祭は、”慰安婦問題”をめぐる日韓対立が激化したことで、すっかりと政治色が強まってしまいました。 韓国側の”慰安婦漫画”に対抗するために準備された日本の民間人が作成した漫画は、”政治的”であることを理由に、主催者側によ…

河野談話の見直し手順-オランダと朝鮮の区別を

フランス漫画祭事件が示すように、河野の談話の見直しは急務でありながら、中韓はもとより、国際社会からの反発を恐れる声もあります。逆に、日本国は、歴史的事実を否定し、卑怯にも責任逃れをはかろうとしているのではないか、と…。 河野談話の見直しのネ…