時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

東京都知事選挙-試練の雪

 明日に都知事選の投票日を控えた本日、16年ぶりともされる大雪に見舞われています。吹き付けるような雪は、東京都の有権者を試すかのごとくに、降り積もっております。

 今回の選挙は、自民党都議連、並びに、公明党が推薦している舛添候補が、自民党員の反発がありながらも、連合とも提携していることもあって、組織票を手堅くまとめ、トップ当選するのではないかとマスコミでは予測しております。その一方で、一般の有権者への支持はそれほどには広がっておらず、ネット上でも、マイナス情報が溢れています。このため、無党派層が投票所に足を運び、投票率が上がれば、ネット上で支持を集めている田母神候補にもチャンスがあるとの予測もあります。しかしながら、本日の記録的な積雪と暴風が明日まで続くとなりますと、組織票が有利となることは目に見えています(もっとも、都内でも、積雪による停電が発生しているため、脱原発派の候補には不利となるかもしれない…)。

 都知事選の結果は、首都東京の治安を左右しますし、都知事の手腕は、人々の安全と安心に直結しています。有権者の方々には、降り積もる雪に負けず、東京都の未来を託せる方を選ぶために、是非とも、適任者に自らの一票を投じていただきたいと思うのです。

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