時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

逆切れする舛添知事

訪韓に際して、卑屈な態度が批判された舛添東京都知事。帰国後も、舛添知事は、逆切れこそすれ、都民に対する説明責任は怠っているようです。 帰国後の記者会見の席で、知事は、「『もっと頭下げてもいいくらい』とそういう風に思わないと、建設的な事ができ…

日本国民の対韓感情の激変を無視した舛添知事

日本の国内世論の激しい反発を招いたことで、舛添東京都知事の訪韓は、知事周辺の思惑とは裏腹な結果となりそうです。 舛添知事の失政の要因は、近年の日本国民の対韓感情の激変を無視したことにあるのではないでしょうか。ネットの普及により、日本国民の多…

「進化論」から見えてくる人類共通の脅威:‘類人猿の習性から人類の欠点を発見すべし’

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本ブログにおける前回の記事(7月22日付)におきまして、一口に人類と言いましても、人種や民族があることに示されますように、進化の過程で人類にも様々な種類が生じており、種を特…

舛添東京都知事はソウル市との合意書の全文公表を

東京都の舛添知事が訪韓に際してソウル市と合意書を締結した一件は、東京都のみならず、日本全国から囂囂たる批判を浴びています。この件でさらに呆れるのは、東京都は、合意書を公表していないことです。 東京都のホームページを訪問しますと、HOMEには、都…

国連委の”奴隷”定義は適切か?

慰安婦問題に関する国連の自由権規約委員会による日本国への勧告は、日本国政府に法的責任を認め、賠償を実施するよう求めるものでした。報道によりますと、同委において審査終了後に、一人の日本人女性が、南ア出身の女性委員に対し、慰安婦達がお金をもら…

絶望的な朴大統領の時代遅れの政治哲学

昨日、ソウルで設けられた舛添東京都知事との会談後の記者会見で、朴大統領は、自らの政治哲学を語ったそうです。ところが、この政治哲学、北朝鮮の主体思想と瓜二つなのです。 報道によりますと、朴大統領は、「…領土は国民の体であり、歴史は国民の魂だと…

舛添都知事への見返りは朴大統領との会談?

冷え込んでいる日韓関係の改善を名目に、”お土産”を手に勇んで訪韓した舛添東京都知事。平昌オリンピック・パラリンピックへの協力や地下鉄技術の提供…など豪華な品目が並ぶ”お土産”が、実のところ、舛添都知事が自由にできるものではなかったことも問題視さ…

舛添都知事問題-公人は出自の公表を

韓国のソウル市を訪問した舛添東京都知事の行動が、あまりにも”売国的”であるとして、ネット上では批判の声が上がっています。この問題、実のところ、東京都知事選の時から燻っておりました。 選挙戦に際しても、舛添氏が韓国系であるとする情報が飛び交って…

日本人迫害事件に発展する北朝鮮の日本人調査

本日の産経新聞社の一面に記事によりますと、北朝鮮は、日本人調査の実施に伴い、体制批判者を特別収容所に隔離しているそうです。この隔離政策、日本人迫害事件という新たな日朝間の火種となるのではないでしょうか。 日本国政府は、交渉に際して日本人の「…

「進化論」から見えてくる人類共通の脅威:人類は多様に進化した

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ダーウィンの進化論にもとづき、人類が類人猿から進化したといたしますと、「類人猿に戻りたいか、否か」という質問に対しまして、賛否両論になるのかと言えば、そうではなく、大多数の…

子供の行方不明事件とスマホは無関係?

岡山の倉敷市で発生した小学校5年生の女子児童の行方不明事件については、LINEで既に顔見知りであったとする情報がネット上に流されております。真偽のほどは分かりませんが、最近、児童の行方不明事件が多発していることと、スマホのサービス普及との間に…

中国こそナチス・ドイツと双子の国家では?

集団的自衛権の行使容認を機に、安倍政権に対する”ファシズム”批判の声が聞かれるようになりました。ブログ記事にも散見されすが、中国の方がよほどファシズムに類似しています。 日本国は、民主主義の下で多党制を採用しており、一党独裁国家ではありません…

永住外国人への生活保護支給は見直しを

昨日、最高裁判所において、永住資格を持つ外国人は、生活保護の対象とは認められない、とする判決が下されました。 本来、国民に対する第一義的な責任は、その属する国にありますので、社会保障や社会福祉に関しては、自国から給付やサービスを受けるべきは…

”お父さんは僕らを守るために闘っている”では?

集団的自衛権行使に反対することを目的に、社民党が作成したポスターが、賛否両論の議論を呼んでいるそうです。「あの日からパパは帰ってこなかった」という標語が、あまりにセンセーショナルとして…。 ”平和主義”を看板とする社民党からしますと、集団的自…

慰安婦問題-日本国の名誉回復への次なるステップは国連報告書への反論

河野談話作成過程に関する再検証に加えて、日本国政府は、慰安婦問題の反論の舞台をいよいよ国連に広げるようです。昨日、ジュネーブの国連欧州本部で開かれた自由規約委員会において、慰安婦は”性奴隷”とする表現は不適切あるとの見解を表明したと報じられ…

東京都の外務局は憲法違反では-二重外交のリスク

本日の産経深部の2面に、我が目を疑うような記事が掲載されておりました。東京都が、都市間外交を強化するために新たな局を設置し、外務長の人事までもが発表されたというのです。 日本国憲法の第73条の二には、内閣の事務として「外交関係を処理すること。…

「進化論」から見えてくる人類共通の脅威

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。人類は、類人猿より進化したとするダーウィンの「進化論」は、その説が発表されますと、人々に大きな衝撃を与えることとなりました。 それは、人類は、動物とは異なり、神様によって創造…

集団的自衛権を”集団的攻撃権”と解釈する人々

集団的自衛権の行使容認に対する批判意見は、”日本は戦争ができる国になる”とか、”アメリカと一緒に世界で戦争を始める”とか、”子供たちを戦場に送ることになる”といった懸念の声で満ちております。あたかも、日本国から戦争を仕掛けるかのように。 しかしな…

韓国の集団的自衛権反発-中韓接近の証?

集団的自衛権の行使を容認した日本国政府に対して、韓国は、反発を強めているそうです。日本国は、再び危ない軍国主義の道を歩み始めた・・・と。 韓国の見解は中国と瓜二つなのですが、集団的自衛権の本来の働きからしますと、韓国にとりましては、日本国の…

日本国の公務員改革は改悪であった?-パソナ問題

つい数年前まで、官僚の天下りは、官財癒着の温床として、公務員改革の重要な柱と見なされていました。その結果、官僚の再就職の斡旋は、民間の人材会社の委託事業となったのですが、この改革、方向性が間違っていたのではないかと思うのです。 民間の人材会…

嘘に苦しむ日本と事実に苦しむ中韓

”南京大虐殺”や”慰安婦問題”について、詳細に事実を探求してゆきますと、中韓の主張する”歴史”と事実との間には、相当の隔たりがあることに気づかされます。日本国は、いわば、他国が吐いた”嘘”に苦しめられてきたのです。 それでは、嘘を吐いた側は、誰から…

集団心理を利用する韓国-LINE問題

韓国では、反日法も制定されていることから、親日的な言葉を口にしただけで、つまはじきにされるそうです。異論を許さない極端な集団主義は、想像を絶する国ぐるみの不祥事や逸脱行動の原因でもありますが、LINEもまた、集団心理を利用した組織的な日本攻略…

フィリピン日の丸塗り換え事件―韓国の恥では?

河野談話の再検証報告に対して激しく反発している韓国では、”世界中で日本国に恥をかかせる”と息巻いているそうです。しかしながら、台風被害を受けたフィリピンから聞こえてくるニュースは、どう考えましても、韓国の恥なのではないかと思うのです。 フィリ…

‘謀略史観’から集団的自衛権の問題を眺めてみればパート5:「味方の味方は敵」

今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。7月1日付本ブログにて、A国が、B国とC国と同盟を結び、A国にとりましての集団的自衛権の‘集団’が、‘A国とB国とC国’となったといたしましても、B国にとりまして、C国が‘仮想敵…

中国が直視すべきはコミンテルンに操られた歴史

本日は、日中戦争の発端となった盧溝橋事件から77年目に当たるそうです。中国では、中国では、日中戦争は、”中国人民抗日戦争”と称されていますが、中国は、この戦争の背後にあった極めて重要な側面を無視しています。 それは、中華人民共和国の建国とは、コ…

豊臣秀吉の朝鮮出兵は中韓の苦い歴史では?

中国の周近平主席が韓国を訪問した際に、中韓の軍事的協力関係を内外印象付けるかのように、豊臣秀吉の朝鮮出兵に際しての両国共闘の歴史を語ったそうです。日本国内のマスコミでは、それほど大きくは報じられませんでしたが、軍事面の協力に言及したことに…

次々と世界に拡散される”日本の恥”は偶然?

最近に至り、”日本人”による不祥事、スキャンダル、事件・・・などが、海外メディアを通じて発信されるケースが激増しています。”日本の恥”として。 STAP細胞問題も、ニューヨーク・タイムズは、”自慢の種が、日本の恥に”と評して報道したそうであり、この他…

中韓による北の核開発阻止-対北軍事行動の布石?

昨日、中国の習近平主席が韓国を訪問したことを受けて、中韓接近に関する様々な憶測が飛び交っています。マスコミ報道によりますと、中韓首脳会談での共同声明では、北朝鮮の核開発阻止での連携を明記する一方で、日本批判には踏み込まなかったそうです。 と…

対北制裁の緩和-日本政府はリスク管理の徹底を

拉致被害者を含む在朝日本人調査に関する日朝合意は、極めて危険な賭けであることは、先のブログ記事でも指摘しました。政府は、この調査に当たる北拉致特委の権限が強力であることを理由として、対北制裁の制裁を緩和するそうですが、この措置は、日本国の…

戦争反対は中国に対して訴えるべきでは?

集団的自衛権の行使に反対する人々は、憲法解釈の変更により、即、日本国が戦争を行う国になると主張しております。しかしながら、集団的自衛権行使の有無に拘わらず、戦争は、攻撃を受けた時点で発生するものです。 今日の国際情勢を観察しますと、国策とし…