中国が直視すべきはコミンテルンに操られた歴史
本日は、日中戦争の発端となった盧溝橋事件から77年目に当たるそうです。中国では、中国では、日中戦争は、”中国人民抗日戦争”と称されていますが、中国は、この戦争の背後にあった極めて重要な側面を無視しています。
それは、中華人民共和国の建国とは、コミンテルンに操られた結果であったという歴史です。中国共産党は、全世界での革命を目論むコミンテルンの支部として設立されており、盧溝橋事件を仕掛けた国民革命軍第二十九軍も、コミンテルンの指導の下にありました。国共合作に象徴されるように、国民党の蒋介石もまた、コミンテルンの”駒”と化したのですから、共産党も、国民党も、いわば、コミンテルンの手先でしかなかったのです。中国の共産党政権は、日中戦争を”侵略国家日本に抵抗した中国人民の戦”と定義し、この共産党の官製史観を”輝かしい勝利の歴史”として国際社会にも押し付けようとしています。
しかしながら、真に中国、そして、中国国民が向き合うべきは、中華人民共和国の成立には、コミンテルンによる中国支配の確立という側面があったことなのではないでしょうか。それは、日本国による”侵略”よりも、恐ろしいものであったかもしれないのですから。
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