時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

フィリピン日の丸塗り換え事件―韓国の恥では?

 河野談話の再検証報告に対して激しく反発している韓国では、”世界中で日本国に恥をかかせる”と息巻いているそうです。しかしながら、台風被害を受けたフィリピンから聞こえてくるニュースは、どう考えましても、韓国の恥なのではないかと思うのです。
 
 フィリピンのレイテ島では、日本国のODAの支援によって多くの学校が建設されてきました。ところが、大型台風の被災地復興のために、韓国の復旧支援部隊が、1997年に日本の支援で建てられた校舎の修理を行った際に、日比協力を記念して壁面に描かれていた日章旗が、韓国の太極旗に塗り替えらてしまったというのです。この事件、韓国国内で報じられたことから、日本国の外務省やマスコミが知るところとなったのですが、おそらくかの地では、”日本国の日の丸を消すとは、よくやった”との称賛を込めて報道されたのでしょう。しかしながら、他国の業績を抹消して自国の功績を上塗りすることは、国際常識やマナーから大きく逸脱していることは言うまでもないことです。日本国内でも、この情報に接し、あまりの韓国のえげつなさに、呆れかえった国民も少なくないはずです。
 
 最近の韓国の行動パターンを見ておりますと、韓国は、日本国の偉業は全て自国のものとし、逆に、自国の恥は、全て日本国に押し付けたいようです。この非常識な願望と行動こそが恥すべきことに、韓国は、気が付いているのでしょうか。
 
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