時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

反日より失礼な韓国の用日論

 建国以来、韓国は、国策として反日政策を遂行する一方で、様々な局面で日本国から莫大な経済支援を受けてきました。近日中にも、IMFの査定報告書次第では危機が再燃するらしいのですが、さすがに先行きを案じたのか、韓国国内では、反日よりトーンを和らげた用日論が出現しているそうです。

 朴大統領の反日一辺倒の姿勢では、経済危機に瀕した場合に、これまでのように日本国からの支援を得られませんので、”用日”の名の下で日本国に再接近することが狙いのようです。”反”の文字では、如何にも敵対的ですので、”用”の文字に変えれば、親日とはいかないまでも対立性は薄まります。しかしながら、日本国にとりましては、”用日”は、反日以上に失礼な表現となります。日本国を必要としているという意味で”要”という文字を使うならばまだしも、”用”となりますと、明らかに”日本国を利用する”という意味になるからです。日本国は、韓国の一方的な都合と打算によって利用される存在と見なされているのですから、これ程、不愉快な表現はありません。言い換えますと、韓国は、”自国が助かるために、日本国を利用する”と宣言しているに等しいのです。

 韓国は、”用日”という言葉でこれまでの反日政策の軌道修正を図ろうと考えたのでしょうが、日本国側の感情を逆なでしたことにおいて、逆効果となるのではないでしょうか。さすがの日本国も、”利用してやる”と面と向かって言われて、利用されるほどのお人よしはないのですから。

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