時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本国政府は平昌オリンピックのポスターに抗議を

 ソチオリンピックの余韻が残る中、2018年の開催地となる韓国の平昌では、競技実施が危ぶまれる状況にあるそうです。中止説も囁かれておりますが、韓国政府は、あくまでも開催に固執してるらしく、平昌オリンピックの公式ポスターも公表されました。

 ところがこの公式ポスターのデザイン、オリンピック精神に反していると言わざるを得ないのです。実際に、日本国内のネット上では、既に批判の声が上がっておりますが、この図案、目立つ青色で彩色された朝鮮半島が拡大され、日本列島に張り出しているというものなのです。これでは、日本国が韓国によって土足で踏み込まているようで、日本人には言い知れぬ不快感を与えます。被害国は日本国だけではなく、ロシア領にも張り出しておりますので、ロシア人も、このデザインには眉をひそめることでしょう(最近韓国は、ロシアに対して敵意を見せている…)。その一方で、この拡大図は、北方に位置をずらしていますので、中国領には重なっておらず、中国にだけはしっかりと配慮しているのです。

 韓国政府に対して直接に抗議をしますと、何らかの見返りやポスターのデザイン変更を理由に賠償を求められる可能性もありますので、ここは、IOCに対して見直しを求める申し入れを行うべきなのではないでしょうか。オリンピックの政治利用は、IOCが最も警戒すべきことなのですから。

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