時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

アングレーム国際漫画祭-悪質な韓国の”国策漫画”

 フランスのアングレーム国際漫画祭は、”慰安婦問題”をめぐる日韓対立が激化したことで、すっかりと政治色が強まってしまいました。

 韓国側の”慰安婦漫画”に対抗するために準備された日本の民間人が作成した漫画は、”政治的”であることを理由に、主催者側によって暴力的に撤去されたそうですが、韓国が国を挙げて同漫画祭を政治的な宣伝の場に利用したことは確かなことです。いわば、”慰安婦漫画”とは、韓国による”国策漫画”なのです。写真とは違い、漫画であれば、架空のストーリーで読者を洗脳することはいとも容易であり、政治的なプロパガンダの手段としては高い効果を発揮します。ナチスと同列に置くことで日本国を批判するならば、国際漫画祭の主催者は、ナチスの手法でもあった政治的プロパガンダに対してより警戒すべきです。しかも、日本国のみをターゲットとしてるのですから、より差別的でもあり、悪質でもあります。韓国は、ヨーロッパにおいて、日本人に対する憎悪を掻き立てたいのでしょう。

 開館式に出席した韓国の女性家族相は、”ホロコーストは多くの人が知っているが、従軍慰安婦は世界にあまり知られていない”と述べたそうですが、国際社会が真に知るべきは、自らの非人道的行為を棚に上げながら、史実の捏造と歪曲で他国を陥れようとしている韓国という国の実態なのではないかと思うのです。

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