時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

バージニア州日本海呼称問題が示唆する外国人参政権の行方

 アメリカのバージニア州では、日本海が国際標準地名であるにも拘わらず、”東海”という韓国固有の地名を併記する法案が、成立寸前の状態にあります。この事件、我が国においても、外国人参政権の行方を示唆していると思うのです。

 誰がどう考えて見ましても韓国側の主張には無理があり、この法案が成立するとは思えないのですが、同法案に賛成した州議員達は、”韓国系住民”への配慮を理由として口にしています。ベトナム戦争への韓国軍出兵を機に、アメリカにおける韓国人移民枠が拡大したこともあって、韓国系米国人の人口は増加傾向にあり、特に、バージニア州における韓国人比率は他州よりも高いと報じられています。昨日のテレビの報道では、ここ10年間で1.5倍にも増加し、7万人ほどが生活しているそうです。しかしながら、バージニア州の人口は、800万人ほどですので、韓国系が占める割合は、僅か1%にも達していません。にも拘らず、韓国の賄賂文化もあってか、議員の過半数以上に賛成票を投じさせるほどの、政治力を見せているのです。

 現在、我が国では、外国人に地方参政権を与える法案は成立していませんが、現状でさえ、日本国の政界には、韓国や北朝鮮による影響が及んでいます。将来において外国人参政権が実現するとしますと、地名さえ変更を迫られる可能性もあるのではないかと思うのです。

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