時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2019-04-01から1日間の記事一覧

典拠が示唆する新元号「令和」の危うさ

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本日、新元号が「令和」と決まりました。その典拠となったのが、『万葉集』巻第5に載る「大宰帥大伴卿宅宴梅花歌三十二首」の序文であるそうです。この序文は、天平2(725)年1月…