時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国民は探偵になろう

 民主党の代表選の期間、新聞の世論調査とネットの投票との結果が、正反対であったことが、話題となりました。新聞では、菅氏への支持が圧倒的であり、ネットでは、逆に、小沢氏への支持が菅氏を上回っていたからです。

 蓋を開けてみますと、どうやら新聞の世論調査の方が、国民意識に近いようなのですが、このことから推測されることは、小沢氏には、相当規模の動員できる組織が付いているということです。国会議員票では、両氏の投票数は伯仲していましたので、おそらく、小沢氏と背後の組織は、国民ではなく、政界の中で根を張っているようなのです。検察審査会の「不起訴不当」の判断を受けて、検察は、小沢氏に対して再度の聴取を行ったものの、家宅捜査をしないのですから、捜査不十分の謗りは免れようもありません。ここにも、何らかの背後の圧力を伺うことができるのです。

 政界では、国民の目に見えないところで、何かよからぬ組織が蠢いているようであり、その不気味さは、奇妙な現象として表に現れることがあります。国民は、みな、探偵になるべきではないかと思うのです。

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