時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

民主党代表選―これでは”首相ロンダリング”

 先の衆議院選挙では、民主党は、鳩山前首相の”クリーンなイメージ”を前面に打ち出して、政権交代を実現させました。その後の顛末は語るべくもなく、今般の代表選挙では、三人目の首相が誕生する可能性すらあります。

 考えても見ますと、選挙時の党の顔が、次から次へと変わり、国民が望んでもいない首相にすり替えられてしまうという手法は、どこか、”ロンダリング”に似ています。もし、先の衆議院選挙で、小沢氏を代表に据えて闘っていたとしたら、政権交代はあり得なかったはずです。国民の中には、”小沢アレルギー”が見られますし、”壊し屋”と称される氏の手法に対する反感も強いものがあります。

 首相ロンダリングの結果、「小沢首相」による国民無視の政策運営が行われるとしますと、国民は、どこか、民主党に騙されたという感情を持つのではないでしょうか。

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