時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

小沢政権に見る中国の傀儡化の不安

 民主党の代表選を控え、国内では、小沢氏について様々な憶測が飛び交っています。その最たるものが、小沢氏が、自ら名乗ったように、”中国人民解放軍の司令官”なのではないか、ということです。

 この文脈から見ますと、氏の持論である”普通の国”とは、日米同盟の破棄と中国への属国化、ということであり、政治主導の意味するところも、中国に承認され、バック・アップされた”代官”による間接支配、ということになります。共産党政権は、周辺諸国を従属化する手法に長けていることは、旧ソ連邦を見れば一目瞭然です。加えて、中国には、1000年以上にわたる冊封体制のノウハウがあるのですから、日本国民が、小沢氏を警戒することは、当然至極のことなのです。

 国民の小沢氏に対する疑惑は、政治資金規正法違反に留まらず、実のところ、国家そのものを譲り渡す行為に向けられています。こうした疑惑が払拭できない以上、小沢氏は、日本国の総理大臣になるべきではないと思うのです。
 
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