時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

外国人投票権問題―違憲判決で取り消しに

 民主党が、外国人の党員とサポーターに代表選挙の投票権を与えていることは、憲法違反であることは、各方面から指摘を受けています。民主党は、憲法違反の指摘に対して何らの対応もしないそうですが、このまま代表選挙を行った場合、憲法裁判で、どちらが選出されようとも、結果は取り消しになるのではないかと思うのです。

 民主党の常套手段は、”既成事実を造る”、ということのようで、これまでにも、憲法や法律に違反していることを平気で行ってきたという経緯があります。民主党政権への懸念は、立憲主義法治国家の根幹を揺るがしているというにあり、今回の代表選挙でも、外国人への投票権付与が憲法や法律に触れるとは考えていないようなのです。しかしながら、憲法第15条を読めば、外国人に対して政治に参加をする権利を認めていないことは明白であり、小沢氏の”党のこと”とする言い逃れは通用しません。そもそも、政党とは、政治に携わる団体なのですから。

 民主党は、外国人党員とサポーターに投票権を認めたままで代表選を行えば、違憲判決で取り消される可能性があることに、思い至るべきと思うのです。

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