時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

菅首相と北朝鮮の闇―国家背任罪か

 菅首相の政治資金管理団体「草思会」から北朝鮮政治団体に多額の献金が亘っていた事件。この件について、昨日の国会で菅首相は、”承知していなかった”と答弁したそうです。管首相は、”承知していなかった”で済まされると考えているのでしょうか。

 「草思会」の政治資金報告書において、献金先としてリストに挙げられている政治団体は、唯一この北朝鮮系の団体だけであったはずです。このことは、首相が、特別に肩入れをしていた団体であることは明白であり、たとえその活動内容を知らなかったとしても、その責任と罪から逃れることはできません。何故ならば、この献金には、政党助成金も含まれていたかもしれないからです。つまり、日本国民の納めた税金が、政治家を通して北朝鮮の活動資金に化けていたことになるのですから。

 北朝鮮は、拉致事件をはじめ、核やミサイル開発など、我が国の安全を脅かしてきた国であり、現在、経済制裁の対象ともなっております。承知の有無にかかわらず、首相の行為は、国家背任罪に問われるべき重大な罪であると思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

<A HREF="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</A>