時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

世界の‘金太郎あめ’の顔はなぜ極悪なのか

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界のセレブと学者たちの‘金太郎あめ化’は、世界支配志向勢力が世界を破壊し、支配することを目的として、密集部隊のような軍隊的・狂信的、そして情報管理において閉鎖性のある強固な組織をつくっていることに起因しているのですが、この問題は、世界支配志向勢力の頂点にある人物の性格が極めて悪く、品性にも劣り、サタンのような性格であることによって、より深刻化していると言うことができます。
 
世界支配志向勢力の頂点にある人物は、その密集部隊の兵士たちを選ぶにあたり何を重視しているのかと言いますと、能力ではなく、自分とのメンタリティーにおける親和性と近似性となります。したがいまして、世界支配志向勢力の頂点にある人物と同程度に性格が極めて悪い人々が密集部隊の兵士となるのです。密集部隊の破壊力は、密集部隊以外の人々に対する呵責なき残忍性において、最も効果を発揮するからです。

世界支配志向勢力の中心を成していると推測されるロスチャイルド家のネイサン・ロスチャイルドは、そのルックスの悪さだけではなく、性格の悪さ、品性の欠如においても群を抜いていたと言います。そして、この点が、ロスチャイルド家が、勢力を伸張させた原因でもあり、現在でも世界支配志向勢力は、こうした人選の基準を維持していると推測することができるのです。
 
ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記Gulliver’s Travels』のリリパット国という国では、大臣は、細い棒の上で上手に回転できた人物が就任することになっております。世界支配志向勢力は、マスコミによる世論の誘導や不正選挙などの手段を用いて、自らの撰んだ人物を、国家の要職に就けることができるようですので、まさに、リリパット国の人選と同様に、その職責にあった能力とは無関係の条件によって、国政を担う人物が選ばれ、世界支配志向勢力の傀儡政権化するという深刻な問題が齎されてしまうことになるのです。
 
フランスのマクロン大統領の愛読書がボードレールの『悪の華』であることは、こうした世界支配志向勢力の人選の基準の一端を示しているかもしれません。かくて、‘金太郎あめ’の金太郎の顔は、‘かわいい’どころか、どこを切っても悪逆非道な悪人相が出てきてしまう、ということになってしまうのです。

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(続く)