時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

恐竜にまたがって世界支配を目指す‘金太郎’

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。世界支配志向勢力の中心を成していると推測されるロスチャイルド家のネイサン・ロスチャイルドが、ルックスの悪さだけではなく、性格の悪さにおいても群を抜いていた点が、ロスチャイルド家の勢力の伸張の原因でもあり、現在でも、密集部隊の人員を選ぶにあたって世界支配志向勢力は、ネイサン・ロスチャイルド型の人物を人選の基準として維持している可能性を昨日指摘いたしました。そこで、今日は、その性格の悪さの特徴について考えてみることにしましょう。性格が悪いということは、人望が無いということでもあり、かくも人望が欠如し、人々から忌み嫌われている人物が、権力を伸ばすためには、その性格の悪さのうちに何らかの特徴があったからであると推測することができるからです。
 
そこで想起される点は、本年3月21日付本ブログにて述べました‘人を挟み撃ちにすることによって不幸のどん底に陥れることを最大の喜び’とするチンギス・ハンGenghis Khanの思想です。ロスチャイルド家は、もとの家名は「カーンkhan」というモンゴル起源の名であることに示唆されますように、モンゴルの思想に近い考え方を持っていたと推測することができます。
 
ただ単に性格が悪いだけではなく、所謂‘悪知恵’が働くことに、その権力伸長の鍵があるのです。獰猛な恐竜のティラノザウルスは、獲物を追い詰めるにあたっては、挟み撃ちにするなど、知能レベルは高かったとされています。世界支配志向勢力にとって、世界はチェス盤であり、世界支配志向勢力は、その悪知恵を以って相手の道を塞ぐ次の一手を常に考えていると言えるでしょう。
 
事実、昨今の政治・社会状況を概観してみますと、例えば選挙戦において、有権者は、所謂‘どっちを取ってもダメ’という状況に追い込まれているように思えます。すなわち、どちらの候補も世界支配志向勢力の密集部隊の兵士と推測されるケースが多いのです。良心の呵責なく人を追い詰めることができる性格が、密集部隊の特徴であると言うことができますので、どちらが当選しても危険であり、有権者は、当選者による為政を厳しく監視してゆかなければならないとういことになるでしょう。
 
このように考えますと、‘金太郎あめ’の金太郎は、人類を”刈り取る”ためのマサカリを持って熊ならぬ恐竜にまたがっているのかもしれません。そして、その姿は、まさに「赤い竜red dragon」にまたがり、世界支配目指すサタンに見えてくるのではないでしょうか。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
 
(続く)