時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

世界の‘要人’たちが似ている理由

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。今日の世界支配志向勢力は、軍事ではなく社会一般において軍隊的で狂信的な組織(フリーメイソン共産党創価学会統一教会…を含む)のメンバーを、世界各国の中枢に配置しており、上意下達のもと、その強固な組織力をもって、既存の国際秩序や社会秩序を破壊させ、世界支配を狙っているという構図は、今日の世界情勢を読み解く上で重要であるかもしれません。
 
全体の中で、ある少数の人々のみが、密集部隊のような軍隊的・狂信的、そして情報管理において閉鎖性のある強固な組織をつくりますと、破壊力を持ち、全体を支配することが可能であることは、そのメンバーには、能力や個性よりも、その組織の頂点にある人間への忠誠心やメンタリティーにおける親和性のある人物が選ばれることを意味するからです。喩えて言えば、独裁国の軍事パレードでは、兵士たちは一糸乱れぬ行進を行っていることのみならず、‘顔’が無い、すなわち、皆同じ顔で無表情であることに近いと言うことができます。
 
すなわち、破壊力を持たせるために、世界支配志向勢力の下部組織のメンバーは、同じ人間類型であることが必要とされ、これらのメンバーは、同じようなメンタリティーを持ち、同じような意見を述べ、同じように立ち振る舞い、同じような表情、同じようなリアクションを示すことになるのです。
 
例えば、フランス大統領に就任するマクロン氏が、人間類型としてナポレオンに近いことは本ブログで述べましたが、サルコジ元大統領にも似ているという指摘もあります。現米国大統領のトランプ氏のメラニア夫人、オバマ前大統領のミシェル夫人スペイン王妃、英国ウィリアム王子のキャサリン夫人も、皆、雰囲気、顔だち、髪型なども含めて人間類型として似ているように思えます。その他、”セレブ”と称される人々も人間類型が均質化されているのですか、もしかしますと、”セレブ”とは、世界支配勢力によって、シナリオの演技者として”選ばれた人”という意味かもしれません。

また、我が国では、もっと恐ろしい説もあり、美智子皇后は複数の人々からなっているという説や愛子さん複数説がネット上にあり、写真による比較分析からは確かに信憑性があるようです。世界支配志向勢力の戦略として、そのメンバーには、人間類型の均質性が求められていると想定しますと、このような奇妙な世界的現象は説明しえるのではないでしょうか。

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(続く)