時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

創価学会は太平天国を衣替えしただけの組織

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日、太平天国の以下の性格は、共産主義思想と共通していることを指摘させていただきました。
 
1)軍隊組織的性格:太平天国は、団営という軍事組織を結成した。夫婦であっても厳しく男女を別ち、それぞれ男営・女営に入営させた。
2)一夫多妻:その幹部は、庶民には一夫一婦制を求めながら、旧約聖書における一夫多妻を理由に多数の妻女をもった。
3)盗賊団的性格:アヘン戦争戦後多くの匪賊(盗賊団)が横行し、これらを太平天国が吸収していた。
4)狂信的洗脳:成員間の結束は強固であり、死を恐れなかった。
5)共産主義的な社会の構成員の細胞化:夫婦であっても厳しく男女を別ち、それぞれ男営・女営に入営させ、皆兄弟姉妹であるという天下一家的な思想を主張していたことから、家族によって営まれる‘家庭生活’などといった概念が欠如し、個々人が細胞化していた。
6)武力容認:鉄砲や大砲等の武器を密造して革命の準備を進めた。 
7)男尊女卑:太平天国では男女平等を理念としていたかのように見えるが、実際には女科挙合格者が重用されなかったり、後に濫発された王位に一人の女性も含まれていなかった。
 
そして太平天国の性格は、創価学会というカルト教団の性格とも一致していると言うことができます。
 
すなわち、創価学会をめぐる①創価学会以外の思想の排除(国民に対する狂信的洗脳の容認)、②創価学会員の男子部と女子部(太平天国的男女別の軍隊的組織)、③創価学会の幹部の事実上の一夫多妻?(一夫多妻の容認と男尊女卑)、④‘相対革命’と称する創価学会による革命に際しての武力行使の容認(武力容認)、⑤創価学会員による犯罪率の高さやお布施などの強要(盗賊団的性格)、⑥社会による子供の教育を通しての家族の否定(共産主義的な社会の構成員の細胞化)といった特徴は、創価学会とも共通しているのです。
 
創価学会は、北朝鮮出身とされる池田大作通名)を狂信するカルト集団であり、その政治団体である公明党は、現在、政権与党です。そして、‘近代皇室’もまた創価学会に乗っ取られているともされています。このような点を考えますと、創価学会の背景にも、世界支配志向勢力がある可能性を推測することができるのではないでしょうか。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
(続く)