時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本=悪の思想回路で動く民主党

 民主党の人々の頭の中は、日本=悪というステレオタイプの等式が刷り込まれているのかもしれません。予定されている菅談話からも分かるように、日本国は、常に謝るべき絶対的な加害者であり、悪しき存在としてしか捉えていないようなのです。

 今年は、靖国神社に参拝する閣僚は一人もおらず、如何に、この思考回路が、民主党の人々に染みついているか良く分かります。日本国が戦った戦争は、全て”悪”なのですから。この側面は、朝鮮学校の無償化の方針にも表れています。何故ならば、外国は全て”善”とでも言わんばかり、北朝鮮の独裁体制やテロ容認思想に目を瞑って、無償化を進めようとしているのからです。思想とは、善悪の判断の根底にあり、これを判断基準から外しますと、如何なる教育も許されることになります。それが、生徒に対する悪や犯罪の容認思想の洗脳であったとしても。朝鮮学校を無償化の対象とすることは、アメリカ政府が、タリバンの神学校に公的支援を行うようなものです。

 最近の政府の政策を見ていますと、民主党の人々は、善悪の判断力まで麻痺しているのではないかと心配になります。物事をステレオタイプにしか見ることができず、それゆえに、悪をも容認する人々が政府を構成しているとなりますと、日本国の危機は深まるばかりです。

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