岡田外相の秘密主義外交非難の欺瞞
民主党政権が誕生した際に、岡田外相は、旧来の秘密主義的な外交を非難し、過去の密約を暴く活動に奔走していました。当然に、外交の透明性を高めることを目的としてるものと思われたのですが、実は、そうではないようです。
何故ならば、新聞報道によりますと、岡田外相は、密室で決定された菅談話を支持しているからです。理由は、反対が起きそうな事案は、内閣で取りまとめる方が適切であるから、とのことです。この理由、どう考えましても、民主主義にも、外交の透明性にも反しているとしか、言いようがありません。これでは、党内や国内で反対の声が上がっては困るから、密室で決めて、既成事実にしてしまおう、と言っているに等しくなります。
岡田外相の態度には、国家や国民に対する誠実さも、政治家としての責任感も伺えません。もし、どうしても菅談話を発表したいと言うのであれば、国民に充分な説明を行い、反対者の違憲にも耳を傾けるべきです。国民を騙し打ちにしては、民主党に対する信頼も地に堕ちると思うのです。
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岡田外相の態度には、国家や国民に対する誠実さも、政治家としての責任感も伺えません。もし、どうしても菅談話を発表したいと言うのであれば、国民に充分な説明を行い、反対者の違憲にも耳を傾けるべきです。国民を騙し打ちにしては、民主党に対する信頼も地に堕ちると思うのです。
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