時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

前原外相の擁護発言が明らかにした仙谷官房長官の思想

 自衛隊を「暴力装置」と発言した仙谷官房長官は、厳しい非難に晒されることになりましたが、この発言に対して、前原外相が、官房長官をフォローしたと報じらています。”昔よく、共産党系の本を読まれていたのであろう”と。

 その後に、前原外相は、”本音ではなく、言葉が誤って出たもの”、と推測し、単なるミスと、釈明しているのですが、国民からしますと、冒頭の発言から、仙谷官房長官が、共産主義者なのではないか、という疑いを、さらに強める結果になったのではないかと思うのです。これまでの仙谷氏の中国にすり寄った態度は、思想的な背景から説明できますし、事あるごとに、反国家的な言動が見受けられることにも納得します。

 昨年の衆議院選挙では、国民の多くは、民主党に投票したのであって、共産党政権の成立を望んでいたわけではありません。仙谷氏についても、官房長官になって初めて、いわくつきの三派の活動家であった経歴を知ったです。民主党の看板の裏に、共産主義者が潜んでいることを国民に明らかにしてから、民主党は、選挙を闘うべきではなかったのでしょうか。

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