時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

自己分析ができない仙谷官房長官

 民主党の支持率低下への仙谷官房長官の貢献度は、小沢氏を凌ぐかもしれません。特に、尖閣諸島問題での不手際と”柳腰”外交は、いたく国民の不評を買いました。

 これだけの逆風が吹けば、自らの不人気を自覚しそうなのですが、仙谷官房長官は、全く意に介さないようです。自らの失政は棚に上げて、小泉政権時の靖国神社参拝を、対中関係を悪化させた”時代錯誤”の行為として糾弾しているのですから。自国の歴史を全否定し、中国に阿る態度が支持率低下の原因であることに、思い至っていないようなのです。

 中華思想共産主義に染まっている仙谷官房長官こそ、”時代錯誤”なのですが、自らが置かれている状況を分析できないようでは、到底、自国も国際情勢を見通すことはできそうにありません。内閣改造では、真っ先に、官房長官を変えるべきではないかと思うのです。

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