時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

民主党による朝鮮高校無償化のお芝居

 民主党政権が実施した高等学校の授業料無償化に際し、朝鮮学校を無償化すべきか、という問題が持ち上がることになりました。民主党は、教育の専門家による調査を踏まえて、無償化の方向で調整するそうですが、これは、あまりにも見え透いたお芝居に思えるのです。

 もし、この”教育の専門家”の判断を根拠として、無償化を決定するならば、”教育の専門家”は、自らの立場と判断を国民に公表すべきです。教育界には、日教組をはじめとして、北朝鮮のシンパも数多くおり、民主党が、偏った人選を行った可能性があります。まずは、この専門家たちが、中立・公平な立場であるのか、明らかにする必要があります。もし、人選に偏向があったとしますと、判断の結果は、予め、決まっていたことになります。また、教育の専門家が、どのような基準から無償化を認めたのか、その判断基準をも示す必要があります。特に、独裁体制を礼賛する朝鮮学校の公民教育が、我が国と同等のはずはありません。

 朝鮮学校は、北朝鮮の公民教育を担う機関でもあるという、自明の事実に目を瞑っているとしますと、教育の専門家は、物事をまっすぐに見ることができない人々ということになります。見え透いたお芝居をしますと、国民の民主党に対する信頼は、さらに低下するのではないでしょうか。

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