韓国併合―韓国のダブル・スタンダードな非難

　今月１０日に発表された菅談話は、日本国内においては反発を招くと共に、韓国側もまた、この内容では不十分であるとして、不満なようです。しかも、韓国側の非難には、ダブル・スタンダードが見られるのです。

　ここで言うダブル・スタンダードとは、創氏改名を同化の強要として糾弾する一方で、朝鮮籍が存在していたことを、差別であるとして非難するというものです。もちろん、創氏改名は、選択制でしたので、日本国側が強制したわけではないのですが、民族性を奪ったとして日本側を責め立てています。一方、戸籍については、朝鮮籍を残したことに不満なようで、日本籍であるべきであったと主張しているのです。もし、反対に、朝鮮名の改名を認めない一方で、朝鮮籍を消滅させていたならば、今度は、それぞれ反対の基準を持ち出して、非難したことでしょう。

　このダブル・スタンダードは、”日本が悪い”、という結論に合わせて基準の方を替えていることによるもののようです。韓国側は、このダブル・スタンダードに気づいているのでしょうか。

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