時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

天皇が異民族であった場合

 日本人の多くは、天皇は、血統的に日本人であると信じております。しかしながら、過去、並びに、将来における出来事をきっかけとして、天皇が、異民族である、あるいは、異民族になる可能性もないわけではないのです。

 リベラルな見地からしますと、天皇の異民族化は望ましいことであり、歓迎さえしていることでしょう。また、欧州の王族では、ゲルマン系による王国建設の歴史を背景として、歴代、国際結婚は珍しくはありません。

 もっとも、日本国でも、明治天皇は謎に包まれており、大日本帝国時代には、統合の文脈から、密かに皇室を介した台湾、朝鮮、並びに満州との血統的な繋がりが模索されたかもしれません。また、戦後は、二代に亘って民間妃が誕生しております。ネット上には、民間妃の血統が中国系や朝鮮系であるとする噂があり、純粋な日本人であるとは言い切れない状況にあります。

 過去の情報が公開され、既に日本人の血が薄いことが判明したり、あるいは、婚姻を介して外国人の血統がさらに濃く皇室に入る可能性がありますが、この時、日本国民は、父系であれ、母系であれ、異民族に出自を持つ天皇を、古来の伝統的な天皇として認めるのでしょうか。仮に、中国大陸や朝鮮半島出身となりますと、日本国の”天皇”が、反日勢力の旗印になるという本末転倒の事態に至ります。日本国と日本国民を守るはずの天皇が、その逆に、”復讐心”や”恨”から、日本国の歴史や伝統を内部から破壊し、同族を優遇しつつ積極的に日本国民を排斥するとも限らないのです。異民族による征服王朝として・・・。

 とりわけ、背後に中国-韓国・北朝鮮-創価学会ラインが見え隠れする東宮家については、このリスクは高く(もっとも、川島家についても噂がないわけではありませんが…)、最悪の場合には、譲位が予定されている2年後には現実のものとなる恐れがあります。政府もマスコミも口を噤んでおりますが、日本国民は、異民族支配のリスクに満ちた日本国の将来について、より真剣に考えるべきではないかと思うのです。

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