時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

二重国籍問題-法運営と戸籍犯罪の取り締まりの強化を

 日本国の国籍法では、二重国籍は許されておらず、法律上は二重国籍者は存在していません。しかしながら、実際には、30万から40万ともされる二重国籍者が存在しているとの指摘があります。

 しかも、この問題の背景には、与党公明党の支持母体である創価学会や、行政、警察もが絡んだ国籍・戸籍の乗っ取り-”背乗り”-も潜んでおり、事は重大です。仮に、これらの”法律上存在しないはずの日本国籍者”、あるいは、”成り済ましの日本国籍者”が、日本国の参政権を行使するとしたら、どのような事態が発生するのでしょうか。日本国籍を有する以上、これらの人々は、被選挙権も選挙権も行使することができます。法務省が厳密な国籍法の運営や調査を実施しない限り、事前にチェックすることができないのですから。村田蓮舫代表は、”蓮舫”の名で、先の参議院選挙において1,123,145の得票数でトップ当選を果たしましたが、この数字には、おそらく、二重国籍の人々が投じた票も含まれていることでしょう。

 二重国籍の存在は、外国人地方参政権問題よりも深刻であるとする指摘があるのも、既に二重国籍者が国政選挙に参加している現状を見れば頷けます。信頼性の薄い世論調査によりますと、大多数の人々が二重国籍を問題にしていないそうですが、日本国民の多くが、二重国籍容認に向けた国籍法改正を支持するとも思えません。となりますと、法務省による厳格な法運営、並びに、背乗り”をも対象に含めた警察の取締強化が必要となるのではないでしょうか。

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