時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

蓮舫代表は日本国のために辞任を

 民進党蓮舫代表につきましては、証拠となる書類を開示していないため、国籍問題は曖昧なままです。日本国籍を選択していないとする重大疑惑が事実であれば、日本国の統治制度を揺るがしかねない大事件ともなります。

 この疑惑が有耶無耶となりますと、蓮舫代表は、日本国の政治史において、悪しき前例を残すことになります。民主主義に直結する問題でありながら、政府も、国会も、司直…も動かないとなりますと、違法行為が黙認される忌々しき事態となるからです。

 日本国の政治家は、これまで僅かな失言でもあれば、マスコミが大騒ぎをし、政治家もまた、自ら身を処す形で辞任しています。たとえ、日本国の国益に叶う発言であったとしても…。ところが、事の重大さからしますと、国籍問題の方が遥かに安全保障や公安上のリスクが高く、国益を損なう恐れがあります。にも拘らず、昨日の国会中継を見ましても、蓮舫代表は、自らの疑惑に対して国民に何らの説明もなく、涼しい顔でいるのです。

 二重国籍疑惑が持ち上がった時、蓮舫代表は、”自分は日本人であり、日本の為に政治をしたい”と述べていたはずです。この言葉に忠実であれば、日本国の統治制度を守るためにも、蓮舫代表は、法に従い、潔く責任を取るべきではないでしょうか。日本人らしく。

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